2021年4月30日(金)

おちょやん 第105回

千代はついにラジオドラマに出演することを決意した。

折に触れて花を贈ってくれていたのが栗子であることも判った。

また、千代に春子の世話を頼んだのも、千代を立ち直らせようとする

栗子の配慮だった。栗子は千代の最後の芝居を見ていたのだ。

ラジオドラマの顔合わせに参加した千代は自己紹介の後で言う。

「うちは役者しかできない人間だす。これからずっと役者を続けていきます。

みなさんよろしう頼んます」。頭を下げる千代に人々は温かい拍手を送った。

 

決断の決め手は春子だった。春子に「これからも私のそばにおってな」と言われて

決意した。この展開はまあ納得。さらっと流したのが良かった。

花の贈り主が栗子だったのは予想どおりだが、やや辻褄合わせの感もあり。

千代は感動して目に涙を浮かべていたが、私は共感できなかった。

結局、今週はまるごとつなぎのようなものだった。それでも、学ぶ面はあった。

人は一度辞めた仕事からどうやって復帰するのか。それを考えさせられた。

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杉咲花が振り返るおちょやん撮影の日々

毎日スタジオに通って、メイクと着付けをしてもらって、

リハしてテストして本番して。それを粛々と続けた10ヶ月でした。

ゆっくりお話して、ご飯を食べてお酒を飲んで朝まで打ち上げすることはできなっかけれど、でも、それよりももっと心の奥底で手を取りあって、繋がることができていたんだ。

みんなが毎日現場にいる、それがとっても心強くて、居心地が良くて、幸せだったんです。みんながいるだけで何があっても大丈夫だと思えていました。

 

ひとりずつとハグをして感謝を伝えたいところですが、

いまはそれができないから、この場をお借りして、

おちょやんスタッフの皆さまへ。

ほんまに、大好きだす。
みなさんの幸せと、健康を、心から願っています。
また、必ず会いましょね。その時まで、頑張りましょね。
おおきに。ほんまに、おおきに。

 

家とスタジオの往復を粛々と10ヶ月・・・想像を絶する大変さだ。

やり抜いた杉咲さんの強靭な精神力とプロ意識に敬服する。

普通ならここで1週間ぐらいハワイか沖縄あたりで休暇、というところだろうけど、

コロナでそうも行かない。たぶんもう次の現場に入っているのだろう。

写真を見ると、すでに現代化している。そんな杉咲さんも可愛いだす。

 
 
 
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4月かんたん振り返り

今日で4月も終わり。速いだすなあ。

今月は晴れの日が多かった印象がある。

今日もそうだったけど、初夏のような暑い日も何日かあった。

あとはコロナ。第4波が本格化し、新規感染者がまた増えてきた。

去年の今頃ほどではないにせよ、ずっと緊張を強いられた。

気分は割と安定しているが、体への悪影響はジワジワ出ている感じ。

来月はさらに苦しくなることが予想される。大崩れしないとよいが。

 

エンタメ関係では、ドラマをよく見た。レギュラーのおちょやんに加え、

イチケイのカラス」や「着飾る恋には理由があって」のように、

普段の私なら見ないタイプのドラマを楽しめたのが今月の特徴と言える。

あと、このブログには書けなかったが、「スパイの妻」を見て感動した。 

 

音楽では、なんと言ってもElephant Gymの新曲が良かった。

マスロック基調のピアノジャズは新鮮で心地よく、ほぼ毎晩聴いた。

アイドルは依然低調。櫻坂のMVは良かったけど、興味は続かなかった。

収穫はシブヤノオトで乃木坂4期生ライブを見て早川聖来さんに惚れ直せたこと。

これも後には続かなかったが、次のシングルの活動で活きてくる可能性はあり。

 

読書では「ジョン・ボルトン回顧録」からの流れで陸奥宗光の「蹇々録」に

挑戦してみた。中盤までは意外に面白く読めたが、三国干渉に入ってから、

記述が詳細すぎてついて行けなくなり、結局挫折した。残念。