今年のアイドル界10大ニュース

何かと話題の多かった今年のアイドルシーン。
ここでは10大ニュースの形でまとめておこう。


第1位 AKB48国民的アイドルへと出世
去年のブレイクに続き、さらに勢力を拡大したAKB。ここまで一般層に
浸透した以上、国民的アイドルの称号を認めてもよいだろう。
指原莉乃が週プレの表紙になるなどバブル現象も起きてはいるが、
アイドルシーン全体を牽引する役割はAKBにしか担えないのも確か。
来年はいよいよドーム公演。そして本格的なソロ展開が始まるだろう。
2011年もAKBから目が離せそうにない。



第2位 アイドル戦国時代はじまる
個々のアイドルではなくアイドルシーン全体がマスコミの話題になるのは、
1990年代初頭の「アイドル冬の時代」以来ではないだろうか。実際には、
アイドル戦国時代というよりも「アイドルユニット黄金時代」と呼ぶ方が
実態に近いと思うけど、AKBブームの余波でいろんなグループが登場し、
活躍したのは事実。来年もゼヒこの状況が続いて欲しいものである。



第3位 アイドルフェスティバル開催
2010年のアイドルシーンを象徴するイベントを一つだけ挙げるとすれば、
8月に行われた「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010」だろう。総勢40組を
超えるアイドルが出演した今世紀初のアイドルフェス。AKBもハロプロ
不参加なため失敗を危惧する声もあったが、開けてみれば大成功。8月末には、
アイドルユニットだけを集めたフェスも行われ、これも大いに盛り上がった。
また、夏と冬に開催された下北FMアイドル祭りも小規模ながらアツかった。
この流れはゼヒゼヒ来年に続いて欲しいものである。



第4位 エイベックスがアイドルシーンに本格参入
SweetS以来7年振りのガールズユニットという触れ込みで東京女子流が、
エイベックス初のアイドルグループとしてSUPER☆GiRLSが登場した。
じゃあHINOIチームは何だったんだという疑問がないといえば嘘になるが、
大手レコード会社が本格的にアイドルシーンに参入してきたのはニュースだった。
この動きにソニー、ワーナー、EMIなども追随するのかどうか。要注目。



第5位 地方アイドルの逆襲はじまる
2010年は地方アイドルの逆襲の年でもあった。目立ってたのはSKE48ぐらい
だけど、ドロシーリトルハッピー、Jewel Kiss、DELUXE COLORS!などなど、
主に地方のダンス/ボーカルスクールから生まれたグループが存在感を見せた。
来年はとりあえずNMB48に注目が集まるだろう。彼女たちの活躍次第では、
事実上わが国初のローカルアイドルブームが起きる可能性もある。要警戒。



第6位 元アイドルのAV女優が「活躍」
元アイドルのAV転向も大きな話題を呼んだ。元おはガール七色あん
AKB48やまぐちりこ、元国民的美少女ミスマガジンほしのあすか
特にやまぐちりこは、AKBブームのまっただ中での、しかもまだ
中西里菜としての活動が多くの人の記憶に残っている時点での転向
だっただけに衝撃も大きかった。来年は誰が転向するのだろうか。
えれぴょんが転向しないことを切に祈ろう。(転向したら切に買うけど)


ここまではシーン全体、以下は個別のアイドルに関するニュースとなります。


第7位 ももいろクローバー躍進
今年最も大きく成長したアイドルはももクロだろう。メジャーデビュー、
NHKミュージックジャパンでの伝説的パフォーマンス、及びそれに伴う
動員力の急増(いわゆる新三郷事件)。その後はシロメとかあって
ややもたついたものの、年末のXmasコンサートは見事に成功させた。
来年は本気でブレイクを狙う年になるだろう。全力で注目したい。



第8位 モーニング娘。リストラを断行
ステージパフォーマンスにおける実力の高さは誰もが認める一方、
AKBブームの影で負け犬役を押し付けられてきたモーニング娘。が、
ついに動いた。亀井絵里、リンリン、ジュンジュンの3人を卒業させ、
久々のオーディションで複数の小学生を獲得。この再編成がどのような
結果を生み出すかは未知数なれど、期待を込めて注目したい。



第9位 スマイレージメジャーデビュー&焼肉事件勃発
昨年の真野恵里菜の失敗を受けてメジャーシーンに送り出された、
スマイレージ。残念ながらここまでのところ結果は出せていない。
楽曲に恵まれなかったのが大きいと思うが、ファンとの個人的接触
疑われる言動に走ったメンバーにも責任の一端がないとは言えない。
来年は楽曲の方向性も変わるようなので、心機一転再浮上を期待したい。



第10位 私立恵比寿中学大増員
最後はやや個人的なニュースになりますが、エビ中の増員も事件だった。
松野莉奈矢野妃菜喜星名美怜鈴木裕乃、そして廣田あいかといった
アイドル性の高いメンバーの加入によって、ファンは急増。年末には、
オリジナルメンバーであり、一時はエビ中を象徴する存在でもあった、
宇野愛海さんの卒業と、実力派新人柏木ひなたcの加入も発表された。
明らかにグループの性質自体が大きく変わりつつあるエビ中
来年はどんな成長ぶりや変わり身を見せてくれるのだろうか。



以上、一応客観的にまとめたつもりの今年の10大ニュースでした。
明日はより個人的な視点から2010年を振り返る予定でありやす。