2010年を個人的に振り返る

昨日に続いて、個人的な回顧も10大ニュース形式でやる予定だったけど、
この年の瀬に来て風邪を引いてしまったのと、北川景子さんの内省的な回顧
を読んで触発されたので、私も自省を中心に短めに書いてみたい。


今年は年頭の東京女子流から年末のももいろクローバーまで、
アイドルに接する機会が数多くあった。魅力的なアイドルもいれば、
そうでもないアイドルもいたけど、いろんなアイドルを見たことで、
自分の嗜好がはっきり分かってきたように思う。結局のところ私は、
非凡で派手なアイドルが好きなのだ。非凡なだけ、派手なだけではなく、
非凡さと派手さを兼ね備えているアイドル。それが私を魅了する。
具体的に言えば、それはももクロとぁぃぁぃということになる。
言い換えると、AKBのように派手ではあるが本質的に凡庸なアイドルや、
真野恵里菜川上桃子のように、非凡な才能を持ってはいるものの地味な
アイドルには私はあまり魅力を感じない。どうもそういうことらしい。


ではなぜ非凡さや派手さに惹かれるのか? それはおそらく私が、
自分の凡庸さや地味さに劣等感を抱いていて、その劣等感をアイドルで
補償しようとしているからだろう。ひと口に劣等感といっても色々あるけど、
若い頃さんざ苦しめられた学歴や性器に関する劣等感は、加齢とともに、
徐々に薄れてきた。(決して完全に消え去ることはないだろうが。)
一方、凡庸さや地味さ、あるいは教養や専門知識の無さといった、人間の
中身に関する劣等感は、年をとるに連れて深まる一方のような気がする。
この種の劣等感は、地道な勉強を積み重ねた上で、非凡な仕事を社会に
認められてはじめて解消するものなので、本来ならそういう方向で努力する
べきなのは分かっている。分かっていてもそういう努力ができないので、
アイドルの華やかさに頼ってしまう。それがヲタを辞められない理由だろう。


アイドルへのこうした逃避的依存がいつまで続くのかは分からない。
・非凡で派手なアイドルがいなくなってしまうか、
・アイドル以外の補償の手段を見つけるか、
・凡庸さや地味さに関する劣等感が消えるかせめて薄れるか、
・依存するために必要な資金・体力・気力がなくなるか、
すれば、断ち切れそうな気はするけど、甘い考えかもしれない。
とりあえず今は、いろんなアイドルを見たことで、アイドルに依存してる
現実とその心理的原因を把握できたことを良しとして、自分を慰めよう。
結論:今年もDDで良かった。(むりやり)納得☆


ということで、今年も続もとすき日記にお付き合いいただきまして、
麻琴にありがとうございました。多くの方に読んで頂けたおかげで、
今年は1年間365日休まず更新できました。深く御礼申し上げますm(_ _)m



それでは皆様、どうぞ良いお年を。