なっち、26歳に。

今日は安倍なつみさんの26歳の誕生日。なっち、おめでとう☆
今頃は10年隊のメンバーと、または家族と一緒に、お祝いしてるかな。
今年は26歳という区切りの悪い年齢でもあり、また明日からツアーが
始まることもあるので、なっち自身は、あまり感慨にひたる気分でも
ないかもしれない。ただ、モーニング娘。としてデビューしたのが
16歳の時だったから、「あれからもう10年かぁ…」的な感慨はあるかも。
私が初めて生のなっちを見たのは1998年「サマーナイトタウン」の
新曲発売記念イベントの時だったから、9年ちょっと前ということになる。
そのときの印象は、「かわいい!」よりもまず「細い!」だった。
あるいは覚えてる方もいらっしゃるかと思うが、デビュー当時のなっちは
とにかく華奢だった。そしてもちろん、可愛かった。その後、色々あって
7年に及ぶ長いブランクを経て、一昨年9月のカジュアルディナーショー
なっちに再会したときの印象は、「ちっちゃいなあ」であった。
単に背が小さいというだけではなく、いわゆる「守ってあげたくなる」感じの、
どこかはかなさを感じさせる、いわば本質的なちっちゃさだったと思う。
なっちの本質。だが実のところ、これほど分かりにくいものも滅多にない。
確かにコンサート等では、気さくで優しい飾り気のない性格のように見える。
にも拘らず、なっちの活動全体および存在自体に通底する、いわば、
包括的な嘘くささとでも言うべきものが本質を隠しているように思えてならない。
すべては「なっち」という自作自演のフィクションであり、本当の安倍なつみ
「なっち」とは似ても似つかない冷酷非道な稀代の悪女なのかもしれない・・・
そんな気がするのは私だけだろうか。 ま、私だけかもしれないが、
とにかくそういう感じがするのである。なので、歌もトークも顔もキャラも
好きなのに、今ひとつ推し切れない結果になってしまっているのが実情だ。
この情況は、私が「なっちの本質が分かった!」と思えるときまで、
基本的には変わらないだろう。残念ではあるが、こればかりは仕方ない。
この秋にはまた、なっちのアコースティックライブが予定されている。
去年行きたいと思って行けなかったので、今年こそは行ってみたいが、
今年もまたチケット代がかなり高いのが悩みの種である。
問題は、結局のところ、私の本質的な貧乏さにあるのかもしれない。
そうは言ってもやはり、一番の問題は、なっちそのものにある。
誰よりも、なっち自身が、そのことを深く自覚していることだろう。