「うた魂♪」

今日は快晴で気温も高め、絶好のイベント日和だった。
開催時間も早いアイドリングを狙っていたものの、イマイチやる気出ず。
ちょっと迷った末に断念して、昼間はレンタルDVDで「うた魂♪」を見た。
全編、ほぼ期待通りの面白さ。この映画は劇場に観に行こうかと思ってたけど、
行かなくて正解でした。行ってたらたぶん笑い過ぎで迷惑客になってたはず。
ストーリーは大体事前に分かってましたが、合唱部の顧問だけかと思ってた
薬師丸ひろ子が実はオンナ尾崎豊の異名をとるストリートミュージシャンで、
そのパフォーマンスに感動してゴリが歌を始めたという流れは意外で良かった。
主演の夏帆は文句なしにかわいい。「うた魂♪」は、多分に映画賞狙いな部分が
あった「天然コケッコー」と違って純然たる娯楽映画なので、夏帆の役もかなり
マンガチックだったけど、役柄のかわいさと夏帆自身のかわいさが相乗して、
映画の中だけの特別なかわいさを演出するパターンは天然コケッコーと全く同じ。
従ってとりあえず「やっぱ夏帆かわいいなぁ・・」的反応は避けられない。
しかし、夏帆のかわいさには何かが足りないのもまた事実。
足りないのは「あやうさ」だろう。余りにも健全すぎて、宮崎あおいのような、
影の部分を全く感じさせてくれないところが物足りないのだ。同じことは、
谷村美月北乃きいにも言える。蒼井優にさえ言える。栗山千明には言えないけど。
ということで、夏帆は確かにかわいいけど、あおいちゃんには遠く及ばない、
というのが結論でした。そんな結論でいいのかはチト疑問ですが、あえて納得。
ちなみに、夏帆の親友役の徳永えりと亜希子、夏帆のライバル役の岩田さゆり
なかなかいい味出してました。特に徳永えりは、演技だけなら夏帆よりむしろ
上だった感じ。今後伸びてきそう・・と思ったら、すでに人気あるみたい。納得。