初めてのBibus Music Club

今日は台風一過の素晴らしい秋晴れ。
こんな日は地方の学園祭の屋外ステージで、キャナァーリ倶楽部
ボンブラかAKBかHINOIチームBuono!のライブを見たいところなれど、
実際行ったのは秋葉原。目的はBibus Music Club(BMC)の初イベントであった。
BMCの曲はヌル目の80年代アイドルポップスで、自分の好みではないけれど、
1260円で18人と握手できる機会は逃せんという極めてDD的動機からの参加。
集客は開演10分前で約80人。最終的には100人行ってたかも知れない。
プロデューサーのなんとかさん(見た目40代半ばのおっさん)がMC担当で、
前説のとき「ビー、エム、シー!」コールを客に強要していた。
「間違えてエー、ケー、ビー!と言わないよーに」とも言っていた。ダサい。
メンバーはCDのジャケットと同じ制服姿で登場。6人ずつ3列に並んで、
まず前列の6人が自己紹介およびMCとのショートトークを披露した。
私が注目していた早美あいちゃんは年齢ネタで司会者に軽くツッコまれて、
「永遠の16歳です☆」と切り返していた。ちなみに実際は21歳である。
そのあとデビュー曲の「ひとりじめ☆Teacher」を歌った。
歌は口パクではないようだったが、大してうまくはなかった。
ダンスも特に見るべきところはなかった。ハロプロはもちろん、
キャナァーリ倶楽部AKB48とも比較にならない低レベルだった。
後で披露したカップリング曲の方は、チェキッ娘。の「抱きしめて」っぽい曲で、
ちょっとハモりもあったりして、それなりに意欲のうかがえる曲だった。
残りの12人の自己紹介およびショートトークでは、しばらく見ないうちに
高山紗希がメガネっ子&ヲタキャラになってたことにガッカリした。
彼女が師と仰ぐ桃井はるこさんが最前に居たらしい。ロマンスも披露した。
矢口聖来は最後に登場。お約束の「おーはー!」をやったものの、
客の反応が悪く、せいら自身も苦笑まじりに「イマイチですね」と言っていた。
といっても、騒ぎ屋系の客もそこそこ居たので、イベント全体は
まずまずの盛り上がり。PPPHも普通にできる雰囲気だった。
肝腎のメンバーの質は、全体的には、可もなし不可もなしというレベル。
正統派美少女、ヲタク、変なコ、ギャル、年寄り、元気少女、関西人等々、
幅広く個性派B級アイドルを集めてみましたぁ、という感じであった。
個人的には早美あいちゃんぐらいしか推せそうな子はいなかったが、
AKBの玉石混淆ぶりを許容できる血中DD濃度高めのヲタなら、
BMCもそこそこ楽しめるのではないだろうか。逆に言うと、
玉と石をはっきり区別し積極的に差別待遇する是々非々主義者(例:もとすき)に
とっては、当面は様子見あるいは消極的関与が正解と言えるだろう。
握手会には早めに並んだ。左→右の流れで、早美あいちゃんは左から2人目。
「ホントは何歳なんですか?」と聞いたら、恥ずかしそうに身をよじりながら、
「21歳なんですぅ☆」と答えてくれた。かなり可愛かった。かなり納得。