今年の10曲

今年は割と遅くまでイベントがあった(ある)ので、回顧記事がなかなか
書けなかったけど、今日からぽつぽつ書いていこう。まずは今年の10曲から。
例年同様、1〜3位以外の順位は基本的にテキトーです。


第10位 青空片想いSKE48
SKEの今年のシングルはみんな良かったけど、一番はやはりこの曲。
ポップでさわやかな曲調、せつなくて高まるサビ、共感できる歌詞。
まさに王道のアイドルポップスでした。c/wのバンジー宣言もグー☆


第9位 夢に向かって(さくら学院
王道といえばこれもド王道のアイドルソング。その正攻法さが
さくら学院の清く正しく愛らしいグループカラーによく合っていて、
とても気持ちよく聴けた。カップリングの2曲も良かった。


第8位 Cross Over(9nine
今年うれしかったことの一つは9nineの再始動。メンバー構成こそ
原型をとどめないまでに変わってしまったけど、楽曲クオリティの
高さはきちんと保ってくれた。サビのせつない感じが好き。


第7位 MIRACLE HAPPY LOVE SONG(Buono!
今年もハロプロの曲はあんまり聴けなかったけど、聴いた中では
この曲が断トツに好き。なんといってもサビの高揚感が素晴らしい。
今年ライブで聴けなかったのが最も残念だったのはこの曲でした。


第6位 キラリ☆(東京女子流
女子流のオリジナル曲は今のところ全部良曲だけど、1曲選ぶとしたら
この曲。曲調だけなら「ヒマワリと星屑」や「きっと忘れない、、、」
の方が好きだけど、キラリ☆には女子流の歌心の真髄を感じる。
いつまでも初心を忘れず、丁寧に歌い継いでいって欲しい曲です。


第5位 瞬間センチメンタル(SCANDAL
SCANDALとしては久々のハードなロックチューン。メジャーデビュー後の
SCANDALのシングルの中では一番燃えた。アニソンや歌謡曲に浮気せず、
こういうロックな部分をもっともっと前面に出して欲しいところ。


第4位 Pretty Lie(ぱすぽ☆
大人数グループ×ロック×振付ダンスの組み合わせがこれほど魅力的とは!
組み合わせだけでなく、メンバー・楽曲・振付のすべてが上質なぱすぽ
特にこの曲の気持ち良さは比類がない。来年はもっと気持ち良い曲がクる予感☆


第3位 走れ!(ももいろクローバー
ももクロの独自性を象徴するのが「怪盗少女」や「ピンキージョーンズ
だとすれば、ももクロの普遍性を代表するのがこの曲だろう。どちらも
好きだけど、「走れ!」には楽しさに加えて感動があるぶん上に置きたい。
来年またこういう良曲ができたら、ぜひシングルにして勝負に出て欲しい。


第2位 Goodbye Happiness(宇多田ヒカル
今年うれしかったことのもう一つは、ヒッキーに惚れ直せたこと。
ベスト盤収録の新曲はどれも入魂の良曲だった。特にこの曲は、
自身の青春への決別をあえてライトに歌って深い感動があった。
納得ゆくまで人間活動をして、更にカッコ良くなって帰ってきて下さい。


第1位 ジャンピン(KARA)
K-POP旋風が吹き荒れた2010年、私もあっけなく巻き込まれた。
楽曲限定の付き合いではあったけれど、良い曲にたくさん出会えた。
中でもこの曲にはハマった。徹底してデザイン重視、スタイルさえ
良ければそれでいいというスティーブ・ジョブズ的な割り切りが、
この曲を傑出したものにしていると思う。J-POPも見習って欲しい。


さほど幅広く音源を聴いているわけではないので断言はできないけど、
今年のアイドルシーンは楽曲面でもかなり充実していたように思う。
古典的アイドルポップスの復権をAKBがさらに強固にする一方で、
ロック(ぱすぽ☆)、ファンク(東京女子流℃-uteBerryz工房)、
ニューウェイブももクロ)と、アイドルポップス以外のジャンルとの
境界領域へ積極的に打って出るグループも少なくなかった。とくに
ももいろクローバーは、Perfume以降もっとも斬新な音楽的実験と
言えるのではないかと思う。来年も熱く注目していきたい。