ぱすぽ☆ワンマンフライト@渋谷公会堂

今日はぱすぽ☆の今年最後のフライト。
寝不足気味で体調イマイチだったため、前座のpaletとprediaは回避して
ぱすぽ☆だけに絞り、一途に渋谷へ向かった。

まずアイカレを見に渋谷へ来ていたKKさんと駅前のTSUTAYA前で合流。
おはガールちゅ!ちゅ!ちゅ!のCDを無料で頂いた。ありがとうございます。
渋公へ向かう公園通りでは、palet帰りのピストルさんに遭遇。
年内にどこかで会えたらいいなと思ってたので、会えて嬉しかった。
渋公では同じくpalet終わりのふしぎさんと合流。下駄さんとも少し話せた。
寒い、暗い、雨、カオス、押し気味の五重苦は老人にはキツかったけど、
友人とお喋りしながら待つことが出来たのは幸いだった。皆様に感謝。

今回は渋公なのに全席自由。整理番号順に入って、空いてる席に座る仕様。
私はBの38番と遅めだったので、1階最後列の席になった。通路からひとつ
入った席で、右隣は非ヲタ紳士、左隣りは空席。まずまずの環境で見れた。

21分押して18時51分開演。いつものオープニングビデオを上映したあと、
ぱすぽ☆クルーが登場。衣装はOne World用の白青のやつ。
舞台の中央に幕が下りていて、舞台の後ろ半分は見えない。
そのため渋公というよりはマウントレーニアホールみたいに見えた。
モニターは大きめ。最後方からでもよく見えたが、画質はイマイチだった。

1曲めは「La La Love Train」。やや意表を突かれたが、タオル曲なので、
のっけから会場はハゲしく盛り上がった。それが狙いだったのだろう。
2曲めは「少女飛行」。この曲で私も乗って一応ウォームアップ完了。

最初のMCは簡単な自己紹介と今日の意気込み。まこっちゃんは、
「今日はワタシが楽しければそれでいーやと思ってまーす☆」と大胆発言。
ゆっきぃは「今年もいっぱいフライトしてきたけど、今日のフライトが
イチバン楽しいぞぉぉぉ!」。お約束の煽りだけど、結局本当になった。

前半約60分はカラオケ+生歌。3曲歌っては短く曲説明のMCを挟む形で、
テンポ良く進行した。客席はサイリウム多めで、雰囲気も熱かった。
私は「ViVi夏」「キス=スキ」「Pretty Lie」など特に好きな曲では乗り、
普通に好きな曲では見たり聴く姿勢。見ていて改めて感じたのは、どの曲も
振付が良いなぁということ。シングル曲の振付にはチカラを入れる半面、
アルバム曲は露骨に手抜き。そんなグループも少なくない中で、ほぼ全曲の
振付がきれいなぱすぽ☆は貴重な例外的存在と言える。やっぱ夏海だナ〜(笑)

クルーもおおむね好調。前回見たときより全体にダンスが良くなっていた。
あんにゃ・さこてぃに加えて、もりしも踊れる戦力になってきた感あり。
歌のほうでは、あいぽんの歌唱力向上ぶりが目立った。初披露のアルバム曲、
「君色のサンバ」を歌い終わったところで前半終了。メンバーはいったんハケた。

「ここからは乱気流に突入します」とかいう警告ビデオ、そしてスモークが
大量にたかれてなにやら物々しい雰囲気になったところで、後半スタート。
幕が外されて、ステージ後方にバンドが登場。ぱすぽ☆も新衣装で再登場。
後半はピンクだろうという紳士の予想を裏切り、青基調の地味な衣装だった。

後半の1曲めは「WING」。バンドの音量は轟音と言ってもいいくらい大きい。
それもあって、前回のWINGフェスの時よりはるかにロック感が強かった。
続く「ウハエ!」は客席がかなーり盛り上がっていた。私はこの曲はあまり
好きではないので休憩。次の「Next Flight」はダンスが特にきれいだった。

短いMCを挟んで、来年2/13発売のnewシングル「サクラ小町」を初披露。
曲調は洋楽色のない普通のロック歌謡っぽかったけど、サビがキャッチーで、
一回聴いただけでノレる良曲。そのあと地味めのアルバム曲を3曲歌った。
「2DAYS」のあいぽんソロ、「素晴らしくてえっ!」はかつてないレベルの迫力。
思わずビビッときた。

その後また短いMCを挟んで「Love Diary」「BREAK OUT!」「夏空HANABI」を
3曲続けて披露。ここが今日の山場だった。3曲とも生バンド演奏に相応しい、
ロック色の濃いナンバーですが、特に「BREAK OUT!」はすごかった。からの
夏空HANABIは熱狂するしかない雰囲気。私もしました。一途なパッセンゆえ(笑)

振り真似講座なしの「マテリアルGirl」で会場が一つっぽくなったところで本編終了。
ライブ中の盛り上がりが派手だった割に、アンコールの声量は地味めに聞こえた。
やや長めの待ち時間の終わりに突然「本日をもちまして、ぱすぽ☆は終了します」
というアナウンス。「ん?」という微妙な空気が流れる中、クルーが再登場。
「えー、どゆことどゆこと?」とか言ってわざとらしく気を持たせたあと、
モニターを使ってグループ名を「ぱすぽ☆」から「PASSPO☆」に変更すると発表した。

さらに来年春の全国ツアーも発表。これにはメンバーも喜んでいた。
「名前も新しくなって、来年のぱすぽはよりロックテイストを強めていきます」
と、あいぽんから説明があった。この頃にはもう、どのクルーの顔にも勝利感が
ありありと浮かんでいて、遠目にもイイ表情に見えた。もうひとつの新曲
「No.1 Boy」と「Wanted!」を歌い終えたあとは、優勝目前って感じ。
最後のMCでは「ホント最高だった」「楽しすぎて終わりたくない」的なことを
口々に語っていた。よくある感想だけど、実感でもあっただろう。
最後はいつも通り「Dear my friends」で沸いて終了。人気曲はほぼすべて
披露したのに「Pock☆Star」だけ歌ってないので、ダブルアンコールが
あるかなと思ったけど、それはなかった。でも、なくても十分満足デス☆

前半は普通に楽しい程度だったが、後半はホントにすごいライブだった。
ロックとアイドルが高いレベルで融合すると、これほどエキサイティングな
音楽空間が生まれるのかと驚いた。しかも非常に楽しいライブでもあった。
よく「ももクロはアイドルと言うよりも一つの新しいジャンル」みたいな
言い方を目にするけど、そろそろぱすぽ☆についても同じことが言えそう。
音楽だけを見ればももクロほど新しいことをやってるワケではないけど、
それでもぱすぽ☆ぱすぽ☆なりに、(今のところ)他の追随を許さない、
独自の音楽空間を開拓しつつあるのは間違いない。

アイドルブームが今年の夏で峠を超え、いわゆるアイドル戦国時代も
来年から第2幕に入る。第1幕の対立軸は基本的には「AKB対ハロプロ
だったけど、ここからは「ももクロPASSPO☆」が軸になるだろう。
これは予測というよりも自分の願望ですが、ゼヒそうなって欲しい。
私自身は、基本的に両方を推しつつ、イベントやライブに関しては、
ぱすぽ☆の方により積極的に参加していきたい。あいぽん一途ゆえ(笑)


【セットリスト】
La La Love Train〜恋の片道切符
少女飛行
MC
ViVi夏
Hello
Street Fighter
MC
キス=スキ
ピンクのパラシュート
じゃあね...
MC
Pretty Lie
Go On A Highway
With XXXX
MC
君色のサンバ
(ビデオ上映)
WING
ウハエ!
Next Flight
MC
サクラ小町
Tap My Toe
2DAYS
ダムダムフリーダム
バスタブ
MC
Love Diary
BREAK OUT!
夏空HANABI
MC
マテリアルGirl

以下アンコール
No.1 BOY
WANTED!
Dear my friends

ぱすぽ☆卒業!? 新グループ名「PASSPO☆」で活動開始
http://natalie.mu/music/news/82368