Berryz工房コンサートツアー2008秋〜ベリコレ!〜@中野サンプラザ

昨日の夜、珍しく森ちゃんから電話がかかってきた。
「明日のベリのチケットが1枚余るんだけど行きませんか?」とのこと。
「行きます行きます!」と紳士的に即答し、急遽ベリコンを観れることになった。
16時ちょっと過ぎに中野で、昼公演を見たばかりのししょーと合流。
ししょーは一度ベリから離れたものの、最近桃子が良いので復活してるらしい。
グッズ(うちわとりしゃこの生写真)買ったり、ししょーの近況を聞いたりしてから、
開演15分くらい前に入った。席は5列目40番台後半。かなり端ではあったけど、
5列目はやはり近い。年甲斐もなくドキドキしつつ開演を待った。
今回のツアーは「ベリコレ」と銘打たれてるだけあって、衣装が豪華。
全部で3回ぐらい衣装替えがあり、どれも華やかなかわいい衣装だった。
その半面、曲のほうは最新アルバム「5」の収録曲が多く、いくぶん地味め。
それは事前に分かっていたので、アルバムを聴いてない私は疎外を覚悟したが、
実際はアルバム曲が意外に良かったため、割とちゃんと聴ける展開になった。
1曲目の「HAPPY! Stand Up」、りしゃこのソロ曲「REAL LOVE」、
キャプテン&桃子のデュオで歌う「Ah Merry-go-round」が特に良かった。
℃-uteのときは開始早々から愛理にロックオン状態だったが、さすがにベリでは
そういうこともなく、まんべんなく見れた。りしゃこはやや劣化気味ながら
依然高水準のかわいさ。桃子は成長が停止したかのように若い。雅ちゃん
かなり劣化。熊井ちゃんはさらに男性化が加速。清水佐紀はさらに地味さが加速。
まあさと千奈美は特に変化なし。と思ったら、千奈美熊井ちゃんと2人でやる
フリートークっぽいMCで「最近夜、自分の死について色々考える」みたいなことを
語りだして、ちょっと驚いた。要はみんな大人になってきてるってことですね。
アルバム曲に折り混ぜられるシングル曲は、ジンギスカンとかモンキーダンスとか
笑っちゃおうよBOY FRIENDとかで、私の好みの選曲ではなかったけれど、
恋の呪縛をやったので、久々に「L・O・V・E・ラブリーりさこ!」をやれた。
本編最後の友情 純情 oh 青春ではジャンプできたが、席が狭くて横に動きにくかった
せいもあり、運動量の点ではやや物足りなかった。また、前方はヲタのノリがほぼ
振りマネ一色で、PPPHを含むヲタ芸志向の私は疎外されがちだったのも事実。
そのぶん、周りのお客さんと一緒に跳べる局面は楽しかった。
ししょーはドスの利いた声で何度も「ももごぉ〜!」と叫んだり、桃子のパートだけ
ペンライトを桃子に向けたりと、推し感十分の応援振り。振りマネも結構うまかった。
全体の感想としては、メンバーの成長に合わせてコンサートのレベルアップを図って
いるのはよく分かったし、実際いい内容でもあったが、それによって、ファンの
ニーズとのズレが出てきてしまい、今ひとつ盛り上がりには欠けていた。次回はベリも
今春のモーニング娘。のツアーのような、ヒットパレード系の内容でやって欲しい。
気になったのは、℃-uteに比べてチームワーク感があまり感じられなかったこと。
寸劇が℃-uteに比べてつまらなかったのも理由の一つだが、それだけではなさそう。
個々のスキルは上がってるので、個々に見てるぶんには特に問題ないものの、
ベリ自体が一体感に欠けるため、客席との一体感も薄かった。その点は残念だった。
個人的には、菅谷梨沙子の魅力を再認識した。顔立ちの良さに加えて色気も出てきて、
愛理とは違う意味でむしゃぶりつきたい感じになっていた。ただ、なんとなく、
先がないかわいさのような気もした。長谷部優ちゃんと同じで、「若いときはすごく
かわいいけど、そのぶんピークは短い」タイプかもしれない。その意味では、
桃子の方が不安が少ない感じ。ししょーも「桃子はこれ以上成長しそうもないから
安心して推せる」みたいなことを言っていたが、その気持ちはよく分かる。来年は、
りしゃこのソロデビューに期待しつつ、桃子にも引き続き期待しよう。納得。