2011年を振り返る:イベント篇

今年は自分の未熟さを痛切に意識させられるイベントが多かった。
未熟さとは、簡単に言うと、楽曲とパフォーマンスを重視する自分の志向と、
とにかく派手にノッて跳んで踊って騒ぎたい自分のヲタ体質との矛盾のこと。
その未熟さゆえ、東京女子流のように曲やパフォーマンスの質は高いけど、
ヲタノリがしにくいライブは十分に楽しめないことが多かった。
逆に、楽曲そのものはさほど高く評価していないにも関わらず、とにかく
ヲタノリ全開で楽しめるエビ中のライブでは至福を感じることが多かった。
その中間でちょうどイイのがDorothy Little Happy。それだけに、10月の
BLAZE、12月のREXと、主要なライブを回避してしまったのは痛かった。

来年はたぶんヲタ人生最後の年になるだろう。ヲタノリへの執着を断ち、
純粋な楽曲・パフォーマンス重視派として立派に最期を迎えられるのか。
それとも、ヲタ芸への愛着を捨てきれぬまま、エビ中やドロシーのような、
ヲタノリできてクオリティーも高いハイブリッドな現場に特化していくのか。
最後の一年も、迷いながらの模索が続くことになりそうである。

以下、今年とくに良かったイベントを5つ挙げておきます。
上記の理由からあえて順位はつけませんが、今年を象徴する
イベントという意味では、少女時代が一番かな。

少女時代1ST Japanアリーナツアー@さいたまスーパーアリーナ(6月5日)
私立恵比寿中学1stワンマンライブ@Shibuya O-EAST(10月8日)
ももいろクローバーZファンタスティックツアー2011@Zepp Tokyo(7月3日)
アイドル横丁祭!!@渋谷公会堂(11月26日)
Dorothy Little Happyインストアイベント@イオンモール与野(9月18日)