Laura Mvula「Sing to The Moon」

SING TO THE MOON

SING TO THE MOON

今日、ローラ・マヴーラというアーティストの存在を知った。
イギリスの女性シンガーソングライターで、今日発売のアルバム
「Sing to The Moon」でデビューしたニューカマーらしい。
HMVのレビューによると、

ローラ・マヴーラは、イギリス・バーミンガム出身、現在26歳の
シンガー・ソングライター。毎年、世界に羽ばたくアーティストを
選出することで注目されているUKの“BBC Sound of 2013”で4位となり、
またアデルやフローレンス&ザ・マシーン、ジェシー・J、エミリー・サンデー
なども受賞してその後のブレイクへとつながった英・BRIT AWARDSの
「Critics' Choice」にもノミネートされたことで、一躍世界の
音楽ファンから注目を集めている存在だ。

厳格な両親の元に生まれ、ピアノのレッスンを受けながら、
音楽に囲まれた環境で育つ。 ローラ自身はジル・スコット
エリカ・バドゥなどを愛聴していたが、名門バーミンガム音楽院に進学して
作曲を学ぶうちに出会った、まさしく“心を揺さぶる”クラシックのコーラスに
影響を受け、後に“ニーナ・シモンビーチ・ボーイズを歌っているようだ”と
評される独自の音楽性を生み出していく。芯のあるソウルフルなヴォーカルが
重なり合って織りなす音風景は、ソウルともゴスペルとも違う、彼女ならではの
女性的な生命力と幻想的な世界が交錯する独自の世界を織り成している。

デビューアルバムとなる今作は、全曲、彼女の作曲によるもの。
ローラ・マヴーラは、エリカ・バドゥシャーデービョーク等の登場時にも似た、
新しい音楽に触れた時の歓びを実感させてくれるアーティストだ。
ぜひ聴いて、体感してほしい。

とのこと。実際試聴してみると、このレビューはおおむね頷ける感じ。
地味な曲が多いため、日本でも玄人受けが先行するかもしれないけど、
私のような一般人にも「そこらの新人とは何かが違うな」と感じさせる、
本物のアーティストの香りが漂ってるのも事実。個人的にも割と好きな
音楽性なので、今後の活動に地味に注目していきたい。