Negicco、LinQ、ひめキュンフルーツ缶 in Rの法則

昨日オンエアされた「Rの法則」のローカルアイドル特集を録画で見た。
登場したのは、NegiccoLinQひめキュンフルーツ缶の3組。
レポーター兼プレゼンターはアップアップガールズ(仮)森咲樹ちゃん。

Negiccoはイベントの模様や、Naoさんの自宅訪問&本音インタビューなど。
学業との両立のため徹夜続きのかえでさんが楽屋で倒れちゃってるとか、
思わず息を呑むシーンもあった。Negiccoの握手会は流しがないという話のとき、
流しのあるアイドルの例としてドロシーが出てきたのには思わず苦笑した。

LinQは、総長が24歳でホークスのチアリーダーからアイドルに転職した動機を
語ったほか、お金関係の内幕を公開。生写真等の個人物販の売上金は、
メンバーに10%還元されているそうだ。また、何人かのメンバーは事務所で
裏方として働いており、その分の給料も貰ってるらしい。一番もらってる人で、
月給は約20万円。これは福岡では十分にひとり暮らしができる額とのこと。
ひめキュンは愛媛におけるハイレベルな地元密着ぶりが紹介されていた。

LinQがお金の話をブチまけたことに対しては賛否両論あるようだけど、
基本的にはこれもHKTに対抗する戦術のひとつだろう。いくらCDやグッズを買っても、
儲けるのはオトナばかりでメンバーは搾取されるだけの女工哀史なのでは・・
という48系ヲタ共通の猜疑心を突いて、「ウチは違うよ」とアピール。
要はそれだけ福岡アイドルシーンの競争が熾烈ということなのだろう。

NegiccoのNaoさんともりさきちゃんが「アイドルブームが去った後が不安」
と言ってたのも印象的だった。とくにNaoさんの方は、アイドルブームのおかげで
ようやくここまで来れたという実感があるようで、そのぶんブーム終焉への
不安も大きいように見えた。こういうのを見るとつい「アイドルブームよ永遠なれ!」
と言いたくなっちゃうけど、もちろんブームはいつか必ず終わる。それでも、
かつてバンドブームがバンド文化を全国に浸透させたように、今アイドルが
ブームのうちに、次の冬の時代を生き抜けるだけの蓄えができればと思う。

いずれにせよこの番組は、今まで見たテレビのローカルアイドル特集の中で
間違いなくベストと言える、非常に良い内容だった。好評なら第2弾もあると
言っていたので、ゼヒ実現して欲しい。次回は仙台、札幌、岡山あたりで。