Jewel Kiss@新宿BLAZE(13:30〜)

今日はJewel Kiss、Dorothy Little Happy、B♭を見れる大事な日。
ところが寝不足の上、頭痛もして体調わろし。おまけに雨降り。
こりゃ全回避もやむなしかな…と思ってたら、昼前に雨が上がった。
それを見て、無理だったら途中で引き返そうと思いつつ新宿へ向かった。
幸い体調が悪化しなかったので、なんとか開演ギリギリに到着できた。

新宿BLAZEに入るのは今日が初めて。横に広くて縦に短いうえ、
後方に見やすそうな段差もあり、評判どおりの良ハコだった。
客の入りは多からず少なからず。人数にして150人ぐらいか。
中盤にスペースがたっぷりあったので、非常に快適に見れた。
定刻にライブスタート。1曲目は「恋華」。衣装は着物。
続いてもう1曲オリジナル曲を歌った。(曲名は忘れた)
そのあと簡単な自己紹介。自分の位置からでも、顔まで割とよく
肉眼で見えた。各メンバーの第一印象は以下のとおり。

松原萌香(もか):長身の美少女。メジャー感あり。ややフーゾク感も。
児玉迫香(せりか):田中れいな似。はすっぱ。フーゾク感あり。
中川梨来(りら):小悪魔風。そこそこ美少女。なんとなく頭良さそう。
村上舞生(まい):9nine村田寛奈似。丸顔で笑顔が可愛い。アイドル性高し。
大橋佳恋(かれん):(ぁぃぁぃ+小池里奈)÷2な感じ。ちっちゃくて可愛い。
老田桃佳(もっちゃん):AKBの下っ端顔。背は大きめだが存在感は薄め。
藤原佳穏(かのん):ズバ抜けてブサイク。ただ、声は可愛い。

このあとモーニング娘。の曲を2曲(GoGirl、恋レボ)続けて歌った。
そのあとMC。せりかcが「ジュエルのライブは楽しいですか〜?」と聞くと、
客が「おお〜!」。それに対してせりかc「ですよねぇ〜」。強気だ(笑)
「みんなが高まりすぎて倒れちゃうといけないので、ここで2曲バラードを
聴いてもらいます」と振ってから「YOU&I」と「Spring With」を歌った。
そのあとまたMC。このへんから記憶曖昧ですが、イメージカラーと
イメージジュエルを交えた自己紹介のほか、「北海道で美味しい物と言えば?」
「今日の東京ライブのためにやってきたこと」というお題でトークを披露。
特に面白くはない普通のトークだったけど、美味しい物のところで、りらcが
「いちご」と答え、他のメンバーに「それ違わない?」とツッコまれていた。
りらちゃんは自分の好きな食べ物を言うもんだと勘違いしてたらしい。
そこはかとなくFairiesのちか姉を彷彿させる、良いボケ味を出していた。
東京ライブのためにやってきた事では、かのんcが「ヲタ芸の練習」と答えて、
笑いを取っていた。成果を見せてと言われると、「それは後でのお楽しみ☆」。
このへんからカバー曲コーナー。全部は覚えてないけど「Amazing Love」
「POWER GAME」「運命’95」など。このへんは個人的にかなり高まった。
最後はまたオリジナルで「Magic of Jewel」と「恋するスナイパー」を歌った。
アンコールでは「Movin’ on」を披露。2番のないショートバージョンながら、
久しぶりに生で聴けて高まった。もう1曲はよく覚えてないけど、たぶん
「恋するスナイパー」だったような。Wアンコールもあった。曲は忘れました。

全体の印象としては、まずローカルアイドル感がほとんどなかった。
札幌だからかもしれないが、メンバー・ステージングともに田舎臭さほぼゼロ。
その反面、地下アイドル臭はかな〜り濃厚。曲中でメンバーがMIXやったり、
同じく曲中にかのんちゃんのヲタ芸コーナーがあったりで、ノリは地下そのもの。
客のノリも完全に地下。バラード以外は全曲MIX、BメロはPPPHで跳びまくり、
重要曲では、後方のヲタも一斉に駆け込みケチャで前方に殺到していた。
最近地下とご無沙汰な私ゆえ、久々に本格的な地下ノリを見れて嬉しかった。
と言っても、地下現場にありがちな場末感や墓場感はまったく無し。むしろ、
ヤマダ電機ツアーの頃のももクロや、ちょうど去年の今頃のぱすぽ☆のような、
強い上昇気流がステージ・客席の両方に渦巻いてる感じで、とにかく熱かった。
メンバーのパフォーマンス等に関する感想は以下のとおり。

歌:みんなそこそこ上手かった。一番上手いのは多分かのんちゃん。
佳恋ちゃんも結構上手かった。ただ、どのコもちびっ子のど自慢的な上手さで、
ぁぃぁぃのようにアーティスティックな歌唱のできるコはいないようだった。
ダンス:これもみんなそこそこ上手かった。ただ、キレやスピードはいまいち。
全体にもっさり感があった。本人たちより指導者の能力に問題ありかも。
振付:これはダメ。想像力を欠いた凡庸な振りのオンパレードで魅力ゼロ。
おそらくプロの振付師ではなく素人が振付を考えているのではないか。
楽曲:オリジナル曲は粒揃い。T-Paletteレコードとなら明日にでも契約できそう。
カバー曲の選択も含めて、スタッフの音楽センスは信頼してよさそうな感じ。
ただ、メジャーデビューを目指しているなら、もう一段の洗練が必要だろう。

と、色々言いましたが、ライブ自体はとても楽しかった。自分の場合、
カバー曲に好きな曲が多かったというアドバンテージがあったのは事実だけど、
それを差し引いても、充実した良いライブだったと言えると思う。
たぶん地下アレルギーのない人なら誰でも楽しめるのではないだろうか。
パフォーマンスは未熟な部分も多いけど、各メンバーのタレント性も含めて、
Jewel Kissにはまだまだたっぷり伸びしろがあるという印象を受けた。
今日のライブの成功で、メンバーも運営も相当自信が付いたと思うので、
この勢いでさらなる飛躍を目指して欲しい。個人的には、楽曲および
パフォーマンスの質向上を期待しつつ、好意的様子見の姿勢で見ていきたい。
きっとぁぃぁぃもそういう姿勢で見ていくはず☆