制服向上委員会5400秒LIVE@初台The DOORS (1300〜)

今日はJewel Kissの出る地方アイドルフェス(の予選)かSkiのどっちかを
見に行く予定だったけど、復活後まだ一度も見れてないSkiを優先した。
ドアーズに来るのもかなーり久しぶり。自分のイメージよりも客席が狭く感じた。
今日の昼はチケット代が安いせいもあって、私と同じような元ファンも結構
来てたようで、座席はほとんど埋まっていた。後方の立ち見エリアには、
Pちゃんをはじめとする盛り上げ役の古参ヲタが5〜6人陣取っていた。
私は自由席に着席。最後列だったけど、ステージは十分よく見えた。
ライブは「黒い瞳」でスタート。その後「恋は数学」「青春ラプソディ」など
昔からの曲を9曲続けて歌った。久々に聴く曲ばかりだったけど、いま聴いても
良い曲が多く、懐かしさよりもむしろ新鮮さを感じた。ステージが狭いせいもあり、
メンバー全員ではなく、交代で5〜6人が登場するパターンが多い。歌うのは主に
リーダーの小川杏奈cと京本百加c。杏奈cは顔が初期メンの高瀬あやのにやや似てて、
歌声はクセがなく安定。百加cの方は声が微妙に吉成圭子さん似の繊細なボーカル。
2人とも特に歌がうまいというほどではないけど、結構しっかり歌えていた。
踊りも、特に上手いコはいない半面、ひどい穴もなく、終始落ち着いて見れた。
その後メンバー11人全員が登場し、「返って来たテストの点数」をテーマにした
ミニトークを交えて自己紹介。全員揃うとルックスの玉石混淆感はかなり強い。
一番見た目にかわいいのは香取優花c、二番手は小川杏奈cで、この2人だけは
スターダストにいてもおかしくないレベルの美少女に見えた。他では宮野愛沙cが
昔でいうと宮田直美ちゃん的な、どこか妖しいロリ的な可愛さで目立っていた。
他のコは基本的に地味なルックスだけど、全体的に清潔感があるのと、ブサな子は
笑顔がかわいかったりするので、怒りを感じずに済んだのは幸いだった。
このあと新人メンバーとして「加藤まい」とかいう背の高い地味なコが紹介された。
続いて新曲コーナー。1曲目はテレビ批判のコミカルな曲で、振付が可愛かった。
2曲目は「ママはプロデューサー」。これはステージママを皮肉った曲。
曲調が妙に哀愁ただよっていて、不覚にも感動してしまった。3曲目は杏奈cの
ソロ曲でポップ&元気な曲「君と救急車」。曲の途中でメンバー数名が牛の
着ぐるみとかの格好で担架を持って現われ、客席の笑いを誘っていた。
その後また定番曲を続けて歌った。ここではPANTAの曲で、頭脳警察名義でも
リリースされてるロックチューン「時代はサーカスの象にのって」が特に良かった。
昔大好きだった「Dance! Dance! Dance!」は個人的にも盛り上がった。
全然やるつもりはなかったのに、ちょっと振りマネもしてしまった。
新曲の「うちまたブギー」は打ち込み系のヘンな曲だけど、どこかももクロに通じる
ヘンさで、意外と悪くなかった。ただ、どこがブギなんだという疑問は残った。
最後にメンバー1人ひとりが「これだけは言いたいこと」を一言いいながらハケ
香取優花ちゃんの「年賀状は昨日まで!」をはじめ、笑える一言が多かった。
アンコールではnewアルバムのタイトル曲「STOP! STOP! STOP!」を披露。
これがまたなかなかカッコイイ曲で、曲調も歌詞もダンスもハードながら、
メンバーのパフォーマンスはビシッと決まっていた。


全体として、実に見事な復活ぶりだった。事前にM井さんから「もとすきさんが
見てもがっかりしないぐらいの出来にはなってるよ」と聞いてはいたものの、
正直ここまで立派に復活してるとは思わなかった。古い曲をしっかり歌い継いで
いる上に、新しい曲もSkiらしさをまぶしつつちゃんと「今」の曲になっている。
グループとして見ても、小川杏奈cがちゃんとリーダー感のあるリーダーとして
機能しているのは明らかな上、相澤美沙希cをはじめ良い味の脇役も揃っていて、
これをSkiと呼ぶことになんの抵抗も躊躇も必要ない。完全な復活でやんす☆(拍手)
しかもM井さんによるとnewアルバムの出来もかなり良いらしい。そう聞けば尚のこと、
もっとお客さん、特に若いお客さんが増えるといいのになぁと思わずにはいられない。
(おそらく前田先輩には、また別のお考えがおありかとは思いますが。)
現状は「大人の隠し現場」みたいな雰囲気になっちゃってるけど、このままでは
頑張ってるメンバーが可哀想すぎる。運営側も大学生は入場無料とか、それなりに
手は打ってるみたいだけど、何かもっと大胆な集客策の実行を期待したい。
例えば、そう、私立恵比寿中学との対バンLIVEなんていかがでしょうか?(笑)