ZAZEN BOYS 4

ZAZEN BOYS4

ZAZEN BOYS4

今日はZAZEN BOYSのnewアルバム「ZAZEN BOYS 4」の発売日。
早速地元のHMVで試聴してみた。ZAZEN BOYSについては、新譜が
発表されるたびに「音はイイけど、もう一皮むけて欲しい」と言って来た。
残念ながら今回も感想は同じである。音は相変わらずホントにカッコいい。
しかし向井秀徳のヴォーカルは相変わらず、というか、ますますキモい。
もはやどうしようもないのだろうか。残念すぎて心が暗くなる。
非常にカッコイイ音と非常にダサいヴォーカルの組み合わせという点で、
ZAZEN BOYSはFrictionの直系と言える(実際、歌い方も所々Reckに似ている)。
それは前にも書いた記憶があるが、今日は試聴しながら、このピエロ的な
自意識は「A LONG VACATION」でブレイクする前の大瀧詠一
相通じるものがあるかも知れないと思った。ブレイク後のインタビューで
大瀧詠一は、「なぜコミカルな曲をやらなくなったのか」と問われて、
「音楽自体の喜劇性に気付いたから」とカッコよく答えていた。
一体何に気付けば、向井秀徳はこの不毛なエキセントリックぶりっこから
足を洗って次のフェイズへ移行する気になるのだろうか? 
まさか、一生これでやってくつもりではないよな・・・