新iPod nanoの印象

夕方、地元のビックカメラに行ったら、新しいiPod nanoが並べて
売り出されていた。まずパッと見て、色が良かった。
Web画像で見るよりも全体に色が濃い感じで、紫はむしろ群青色に近く、
ブルーももっと黒みがかっていた。黄色・オレンジ・ピンクも発色がいい。
こうなるとレッドも見たくなる。9色揃ったら、さぞかし綺麗だろうなあ。
色の良さの次に感じたのは、小ささ。初代のnanoを初めて見たときほどの
驚きはさすがになかったが、普段iPod miniを使っているせいもあって、
改めてnanoの小ささを実感した。さて、では手に持ってみようと思い、
紫のiPod nanoを台座からはずしてみた。触感は滑らかで、ツルツルしてる。
ディスプレイに指紋がついてるのはちょっとイヤだったが、手にした感じは
悪くなかった。ただ、問題は操作感だ。トップメニューからミュージックを
選ぶまではスムーズに行ったものの、次にミュージシャンを選択しようと
すると、行き過ぎちゃったり、また戻り過ぎちゃったりして、なかなか
うまく選択できない。これは上記のツルツル感と関係ありそうで、また、
たまたま私の指がアブラっぽくなっていたのかも知れないが、とにかく、
ホイールの操作性には少なからぬストレスを感じた。プロダクトとしての
質感にはほとんど文句が無いので、もう少しおさわりを重ねて、この
操作性のイマイチさが偶々なのか、本物の弱点なのかを見極めたい。納得。