キャナァーリ倶楽部@石丸ソフトワン

ゴールデンウィークも今日で終わり。
連休中の遊び疲れが溜まってる感じで、今日は朝から体調が悪かった。
天気も雨だし、行きたかったキャナァーリ倶楽部のイベントも回避やむなしか、
と考えていたが、夕方4時頃になって、やっぱり行っておいた方がいいような
気がしはじめ、迷いながら家を出た。新宿駅に着くまで迷っていたが、
結局参加することにした。


お客さんはさすがに昨日よりは少なく、ノリも昨日より地味だった。
キャナァーリのライブは、曲順やCAN'S班とあ〜りぃず班の出番が
ちょっと変わっていただけで基本は昨日と同じ。ステージが狭いせいもあり、
パフォーマンスの質も昨日に比べると明らかに落ちていた。
自分のノリも昨日の50分の1ぐらいだった。
自己紹介では学校でやってるクラブ活動や委員会活動について9人が話した。
えりーなの「代表委員会の副委員長」、みっきーの「体育委員会の準備体操係」
まっちゃんの「体育祭の実行委員長」、うっちぃの「美術部」あたりが
印象に残った。(一部記憶違いの可能性もあります)
握手会は、話す元気がなかったため、メンバーの顔をよく見ることに専念した。
間近でよく見ると、9人みんなかわいい。
写真で見るとさほどかわいくは見えないあゆべえやおすぎも含めて、
今日は本当に9人全員がかわいく見えた。


それは良かったのだけれど、心身ともに疲れてるところへもってきて、
9人の圧倒的な可愛さを体感してしまったため、ある種、打ちのめされたような
感じになってしまい、にわかに自分の年齢やキモヲタぶりを意識して、
心理的に内部崩壊するような形で、ズルズルズル…と深く落ち込んでしまった。
これはちょうど去年の9月のよみうりランドでの℃-uteのイベントの時と
同じパターンである。あの時も℃-uteの圧倒的な可愛さに打ちのめされて、
心理的に崩壊し、そのままヲタ引退を決意するところまで行ったのだった。
今回はそこまでは行ってないけど、自分の老いと衰えを痛感したのは事実。
久しぶりに村上くんに会えて話せたり、イクタロンさんの元気な姿を
見れたのは嬉しかったけど、「楽しくてやがて哀しきキャナァーリ倶楽部
という結果に終わってしまったのは、なんとも無念であった。


キャナァーリ倶楽部は本当に良いグループ。それは絶対確実である。
しかしその良質さから常に喜びや楽しさのみを享受できるとは限らないのも、
またひとつの事実である。「美は人を沈黙させる」と言ったのは小林秀雄であった。
可愛さについて哲学は何も教えてくれないが、おそらくは美と同じく可愛さもまた、
あるレベルを超えると、時に人の心を暗い深淵へと連れて行くようである。




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