キャナァーリ倶楽部@亀戸サンストリート

樋井明日香の2回目が終わってから亀戸へ移動。現地に着いたのは16:45。
チームBの昼を見てから来た根本さんと少し話した。客は150人ぐらい。
1700ちょうどにキャナァーリ倶楽部の9人が登場。すぐに「夢を信じて」を歌った。
先月のAiaiで一度後方から見ているとはいえ、9人のパフォーマンスをちゃんと
見たのは事実上これが初めて。それは非常にいいパフォーマンスでした。
ダンスのスキルだけで言うと、丹羽未来帆が一歩抜け出てる感じ。
だてにニコモノ虎南有香と一緒に踊っていたわけではない。
しかし、私の目に最も魅力的に映るのは、やはり橋口恵莉奈ちゃんのダンスだ。
子供独特の軽やかさと、器械体操のような無機的かつ無駄のない運動感が
見ていてなんとも言えず気持ちいい。この気持ち良さは初期のBerryz工房
通じるものがあると思うが、振付のコンセプトがベリや℃-uteとは根本的に
違うため(キャナァーリ倶楽部の振付けは全体にミュージカルっぽい)、
生じる気持ち良さもまた違ってきて、そこが微妙に新しい感じである。
曲は「どうにかして」、さらに「Ready Steady Go!」が初披露された。
開演前にたまたま根本さんとこの曲のことを話していたのだが、これは
南少の曲である以前に永井真理子の曲で、南少にとってはカバー曲になる。
当時南少のCDはファンハウスから出ていたので、同じファンハウス所属の
永井真理子の曲がカバーされたのであろう。 それはともかく、
他のキャナァーリ倶楽部の持ち歌同様、「Ready Steady Go!」も
今聴いても十分楽しい曲である。MCで大浦育子が、「私たちの事務所の
先輩である南青山少女歌劇団の曲をみなさんに知ってもらえるのがうれしいです」
みたいなことを言っていたのが印象的だったが、それを聞いて私は、やはり
キャナァーリ倶楽部の真のコンセプトは「南少2007」なんだなと感じた。
そうこうするうちに、ステージはかなりの盛り上がりのうちに終了。
私は「見るべきものは見た」と判断し、持ってた握手券をパインさんに託して、
急いで新宿へ向かった。もちろん樋井明日香の3回目を見るためである。