私の楽曲履歴書(15)

最近よくメディアにユーミンが出てるので、ここで触れておこう。
存在を知ったのは小学校4年生ぐらいの頃だったと思うけど、あまり記憶なし。
まじめに聴き始めたのは松任谷由実になってからで、ピークは1980年代前半。
アルバムで言うと、「PEARL PIERCE」から「NO SIDE」あたりまでが
一番よく聴いていた。とくに「REINCARNATION」が大好きで、
このアルバムが出た1983年に一度だけコンサートに行ったことがあった。
80年代の終了、いわゆるバブルの崩壊と共にユーミンの勢いが落ちたのは、
彼女が当時のマーケティング万能みたいな風潮にコミットしすぎたせいだろう。
90年代以降も頑張ってはいたけれど、Cocco宇多田ヒカルに比べると、
ユーミンはもはや魂のないアーティストに見えた。
楽曲レベルで言うと、一番好きなのは断トツで「ベルベット・イースター」。
この曲は自分にとっていわゆる神曲で、単に大好きなだけではなく、
芸術作品として畏敬の念を持って聴いている。本当に素晴らしい曲です。
松任谷由実になってからの曲では、ポケットビスケッツとの共作だけど、
「Millennium」が一番好き。こういう壮大なロマンチシズムが彼女の真髄だと思う。

ライブ動画を貼りましたが、どちらもオリジナル音源の方がずっと良いです。