X21デビューイベント@スパイラルホール

今日はX21のお披露目イベントを見に行った。
会場のスパイラルホールは、20年ぐらい前に南少で一度来たことがあるだけ。
当時は確か青山スパイラルホールだったが、今は青山が取れていた。

11時40分ごろ現地到着。ざっと見て、明らかにおっさんが多い。
あめまるさん、sgwrさん、熊キクチくんなど有名ヲタの顔もちらほら。
2階のロビーに襞緒さんがいたので、挨拶してしばし雑談。
襞緒さんはすでにX21のプレミアムFC会員で、現場レベルでの応援活動も活発に
行っている。テレビ番組公録時の裏話など面白い話を色々と聞かせていただけた。

整理番号ひと桁で優先入場の襞緒さんと入れ替わりに栗ちゃんさんと合流。
番号の関係で私の方が先に入ったが、結局連番で見ることができた。
入場時にプログラム、円形のうちわ、サイリウム、ミネラルウォーターを貰えた。

椅子席は250ぐらい。前方がFC会員エリアで、ここに約80人。
その後ろに私のような一般の事前応募組。最後方は立ち見の当日参加組。
ヲタ客のほか関係者風の人もかなりいた。あと、スタッフに美人が多かった。
自分の席は一般エリア3列目の下手端。前が通路で足が伸ばせ、終始快適に見れた。

定刻13時ちょうどにイベント開始。優雅なプレリュードに乗せてメンバー登場。
衣装はドレス風。リーダーの吉本実憂cだけ白で、後はピンク、ブルー、グリーン。
いずれもパステル調の上品な色合いで、遠目にもきれいだった。
最初に歌った曲は荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」。続いて広末涼子の「大スキ!」。
歌は生歌のように聞こえた。レベルはそこそこ。ダンスはキレこそないものの、
よく練習してる感があり、十分見れるレベル。振付はフォーメーション重視で優美。
既存のグループで言うと乃木坂46に近い、上品で華麗なパフォーマンスだった。
客席の盛り上がりは地味め。前方にはサイリウムを振って、後方には声を出して
盛り上げようとする客が多少いた。とはいえ、見てるだけのお客さんも多く、
全体的には大した盛り上がりにはならなかった。

その後はご挨拶、自己紹介、ゲストのうしろシティを交えての質問コーナー。
このへんは至って平凡な展開。とくに面白いコや受けを狙うコはいなかった。
籠谷さくらcがプロレスネタで受けを取ろうとしたのが目立ったぐらい。
個人的には、「自分をひとことで表現すると?」というお題に対して、
「漢字一字なんですけど、“真”です」と答えた末永真唯cが印象に残った。

そのあとまた1曲だけライブ。これも昔の曲のカバー。よく耳にする曲だけど、
タイトルは不明。歌やダンスは前半の2曲と同じような感じだった。これで本編終了。

一回ハケてから、すぐアトラクション開始。衣装替えは無し。
まず前方のFC会員から10人一組で、撮影会、握手会、2チェキ会。
撮影会はメンバーの前に一列に並んで撮る形。撮影時間は20秒。
握手会は遅めの高速。事前にスタッフから「会話は一言で」と注意があった。
流しは緩かったが、流し要員がヤケに多く、スタッフはピリピリしていた。
2チェキは希望メンバー1人を指名する形。ポーズは事前に「メンバーの体には
触れないで下さい」という注意があったが、軽い接触なら許容だった模様。

40分ほど待って自分の番が来た。撮影会では、末永真唯cを撮りたかったが、
すでに真唯cの前はふさがっていた。自分のトイ面には籠谷さくらcがいた。
目が合ってしまったので、撮らないワケには行かなくなった。で、撮りました。


重要注:決して最初からさくらcを狙って撮ったワケではありません。


そのあとすぐ握手会。握手は客の目を見てしっかり握る、基本に忠実な握手。
会話は定型ですべてのメンバーが「今日は来てくださってありがとうございました!」
と言ってくる。おかげでこっちも定型の「がんばってください」で無事乗り切れた。
と思ったら、思わぬ罠が待っていた。最近全然握手会に参加していなかったため、
10人を過ぎたあたりで握手エネルギーが切れてしまい、思わず「多いよぉ〜!」と
悲鳴をあげてしまった。するとたまたま対面にいた籠谷cがひと言、「多いですよね(^^)」
結局会話らしい会話はこれだけで終わった。残念ですよね(笑)


「オスカー=ヲタ軽視」という根拠ある先入観があったため、期待値低めで参加したが、
終わってみれば、意外に普通の良イベだった。何より良かったのは、溢れるメジャー感。
ライブパフォーマンスもそうだし、メンバーの質感の高さもオスカーらしくて良かった。
残念だったのは、歌がカバーばかりだったこと。こんなさんみゅ〜追随はいただけない。

スタッフの対応も含めての印象をひと言でいえば、「都会の高級有料老人ホーム」。
久我山とか桜新町とかにある、バカ高い入居一時金をとる金持ち向けの老人ホーム。
上質なサービスをご提供しますので、お金はたっぷりご用意ください。そんなムード。
このクオリティなら満足感や優越感は容易に得られそうなので、質にこだわるお金持ちの
高齢アイドルファンが余生を過ごす場としてはうってつけと言えるのではないだろうか。
私も過ごしたいけど、お金がないので無理。オリジナル曲が発表されるまでは、好意的様子見を
続けるしかなさそう。とりあえず「Go!オスカル!X21」はもっとマメに見ることにしよう。
きっとX21きっての大人の女性である末永真唯さんもそれを望んでるはず☆


おじさまたちで賑わう終演後のロビー。ここにも溢れるメジャー感(笑)