いずこねこ・マリードール@大宮ステラタウン

今日も東京は晴れて好い天気。少し寒かったが、まずまずのイベント日和だった。
けど、2日続けてアイドルを見に行くのは一般人としてどうなのか。
そう考えて、今日は買い物に行くことにした。行き先は大宮ステラタウン
ここは昔、真野ちゃんで一度来たことがある。あのときは珍しく吉川友cが
バックダンサーにいた。きっかとはここで初めて握手したんだよなあ。
そんなヲタ時代の思い出にひたりながら、一般的に買い物をしていたら、
ふとこんなポスターが目に入った。

マリードールといずこねこが一緒にイベントやるのか。これは貴重かも。
今日はアイドルとは関係なく、買い物が目的で来た私ではありますが、
これも何かの縁だろうと思い、大人しくイベントを見ていくことにした。

まず驚いたのは、お客さんの少なさ。開演8分前でこんな状態。

開演ギリギリに来ても難なく最前で見れちゃう、無名ご当地アイドル並みの
過疎ぶり。私は一般人なので、遠慮して下手の端で地味に見た。

5分ほど押してミニライブがスタート。最初はいずこねこ。
白基調のポップでファンシーな衣装で、おヘソを出していた。
ライブの内容は前回タワレコで見たときとほぼ同じ。アップテンポの良曲を
ほぼMCなしで5曲ぐらい立て続けに披露。(曲名は不勉強ゆえ分かりません)
いずこねこ嬢は今日も「ハイ!ハイ!」とか言って盛んに客を煽りながら、
元気いっぱいに歌い踊ってくれた。ステージ前に約20人のヲタがいて、
ニャーニャー言いながら盛り上げてはいたものの、環境はかなーりアウェイ。
その中で場末感に負けず自分の世界をきっちり表現してたのは立派だった。

前回と違って前の方だったため、顔がよく見えた。近くで見ると、
鈴木愛理と三毛猫を足して2で割ったような顔で、結構かわいい。
歌も生歌でそこそこうまく、ダンスもキレと力感があってイイ感じ。
前回も思ったけど、この人はもっと人気出てもいいのではないだろうか。

続いてマリードールが登場。Marry Doll時代も含めて私はたぶん初見。
こちらは全体的に白いシックめの衣装で、2人とも脚を見せていた。
マリードールのライブは、1曲歌ってはMCという標準的な構成。
2月13日に発売した2年ぶりのシングル「超無限可能性時代」と
そのカップリング曲を中心に、4曲歌ってくれた。曲はどれも良曲。
なんだけどやや地味で、いかにも実力派B級アイドルっぽい曲だった。
歌は2人とも上手い。MCも大阪出身らしく、芸人風で面白かった。

リョウコ「いやぁ、今日も寒いですねえ。」
ミサ「けどさっき、いずこねこちゃん、おなか出してたで。」
リョウコ「ウチらも脚出してるし。寒くてもどんどん出してかなアカン!」
ミサ「こんなこと言ってると、ウチら大阪のおばちゃんみたいやな」
リョウコ「いやいやアイドルですよ!自分でアイドルって言えばアイドル。  
   今はそういう時代ですから。ねえ?」
ミサ「自己申告か!」

ははは!(^o^) 私の文章ではうまく伝わらないかもですが、
限りなく漫才に近い、テンポのいいトークは普通に面白かった。
トーク以外のサービス精神も旺盛で、4曲目ぐらいのとき、歌いながら、
ステージを下りて、袋に入ったお菓子を会場の子どもたちに配っていた。
ところが、結構たくさんお菓子を用意した割に、子どもが少ない。
たまらずミサさんが「子どもドコにおるんや〜。いなーい!」と絶叫。
これには思わず大ウケしてしまった。

弱点はルックスかな。2人とも23歳と言っていたが、公式サイトの
プロフィール画像よりもだいぶ老けて見えた。ただ、リョウコさんの方は、
秋元才加野呂佳代を足して2で割ったような童顔で、個人的には好きな顔。
笑顔もピュアであったかい感じで、なかなか魅力的な女性に見えた。
アイドルじゃなく会社の同僚とかだったら、私たぶん惚れちゃうタイプ。
この先発展することはなさそうだけど、いい出会いではありました。

そんなワケで、両方合わせて約50分のライブは予想以上に楽しかった。
休日昼間のショッピングモールのオープンスペースでの歌あり無料イベント。
しかも何のストレスもなく前の方で見れて、出演者と楽曲のレベルも高い。
楽曲重視の一般人にとっては、理想的とも言える良いイベントだった。

こんなにイイ思いをさせてもらって何も買わないのは悪いなと思い、
CDを1枚買っていこうとした。けど、マリードールの方はあまり
好きじゃない曲調だったし、いずこねこの方はこのあいだ地元のHMV
試聴して、音源だけだと意外につまらなかったことを思い出し、やめた。
もとすき、どこまでもケチな男である。納得ニャー(笑)