矢野顕子&忌野清志郎「ひとつだけ」

今週の水曜日に「矢野顕子忌野清志郎を歌う」というアルバムが出た。
タイトルどおり、清志郎の作品を矢野顕子が歌っている企画盤。
その中で1曲だけ例外として矢野の「ひとつだけ」が収録されている。
これは矢野顕子清志郎が一緒に歌っているバージョン。
数年前に別の企画盤で聴いたときはあんまりピンとこなかったけど、
今回は結構ハゲしくグッときた。たぶん聴く前にナタリーで
矢野顕子のインタビューを先に読んでいたからだろう。

──アルバムのラストには清志郎さんと2人で歌った「ひとつだけ」も収録されていますね。この曲は矢野さんの中でも特別な曲だと思うんですが。

矢野:そう。彼と一緒に歌ってるとき「この曲は彼の曲だ、彼のために書かれた曲なんだ」って思ってましたからね。

──そうなんですか?

矢野:違いますよ。元々はアグネス・チャンに書いた曲だったので。

──ああ、そうですよね。

矢野:でも彼が歌っているときには、本当に彼が歌うための曲のように聞こえるじゃない?

──はい、2人が同じ方向を向いて歌っている感じがします。

矢野:そうね。ありがとうございます。

http://natalie.mu/music/pp/yanoakiko/page/2

またまたうまいこと言って〜(^^) という気がしないと言えばウソになるけど、
実際に曲を聴いたら、彼女の言ってることはたぶん本当だなと思えた。
なんというか、ものすごーく羨ましい話であります。いろんな意味で。

矢野顕子、忌野清志郎を歌う

矢野顕子、忌野清志郎を歌う