Van Halen「A Different Kind of Truth」

A Different Kind of Truth-

A Different Kind of Truth-

今日はヴァン・ヘイレンのnewアルバム「A Different Kind of Truth」のフラゲ日。
洋楽ロックのアルバムでこんなにリリースが待ち遠しかったのは、たぶん
ガンズの「Chinese Democracy」以来。あの時は試聴もしないで買って、
出来の悪さにハゲしく失望したけど、さて今回はどうでしょう。
結論から言うと、期待以上に素晴らしいアルバムだった。
何が素晴らしいって、音と曲もあの頃のヴァン・ヘイレンのまんまなのだ。
デイヴのボーカルもエディのギターも、ほぼ100%昔と同じ。
それはもう驚くくらい、そして笑っちゃうぐらい同じ。
実際、「China Town」のギターソロでは、あまりにも昔と同じなので、
聴きながらリアルに笑ってしまった。もちろん、うれしくて。
ピストルさんのブログで事前に何曲か試聴していたので、基本的に
昔と変わらない作りになってることは予想できたけど、まさかここまで完璧に
昔のVHのロックが復活してるとは思わなかった。心底、驚いてます。
さらに、アルバムとしての完成度も激高。13曲あって捨て曲なし。
皮肉なことに、唯一この点だけが昔と違っている。デイヴ在籍当時の
ヴァン・ヘイレンのアルバムと言えば、必ず1曲か2曲は、明らかに手抜きの
駄曲が含まれていたもの。ところがこのアルバムにはそれがない。
「Stay Frosty」の始めのトコを聴いて、やっと駄曲きたかなと思ったけど、
途中からまともになり、結局これも良曲だった。ダマされたぁ(笑)
しかし、ここまで全盛期と同じ音を聴かされると、フト疑問も湧く。
これ今でもホントに演奏できるの? という疑問だ。
YouTubeにいくつかライブ動画が上がってるけど、こればかりは
生で見ないと信じられない。あたしゃ見るまではゼッタイ信じないよ!(笑)


エディのギターソロは2:10あたりから。