Happiness「フレンズ」発売記念イベント@SHIBUYA-AX

momoの2回目も見たいなぁと思いつつ、断腸の思いで虎ノ門を後にし、
渋谷へ向かった。駅前のマックで軽く昼食をとってからAXへ行くと、
すでに入場整理券との引き換えはあらかた終わっていて、人影まばら状態。
グッズ販売もなく、知り合いの顔も見当たらなかったので、さっさと
券をもらってから周辺を散歩して、14時ごろまた戻ってきた。すると、
100番ごとに入場列が出来ていた。番号よくないし、どうせ今日は最後に
入ればいいやと思って来てるので、列とは離れた場所で待っていた。

しばらくして、ysさんと合流。初対面の挨拶から、軽く雑談した。
ysさんは、想像してたよりもずっと若い、まじめそうな好青年だった。
いわゆる「類は友を呼ぶ」とはこのことだろう。(納得)
入場列がなくなりかけてきたので、そろそろ我々もという感じで
入場口の方に移動すると、ピストルさん、えむろくさん、下駄さん、
などなどから成る特濃DD集団に遭遇。まぁこれも何かの縁だろうと思い、
DD/一途な紳士という身分差にはあえてこだわらず、一緒に入場した。

中に入ると、ほぼ満員。それでいて後方には適度なスペースもあり、
ひと目見て、「お、こりゃラクできそう☆」と直感。この直感は当たった。
開演を待ってるうちに、前の方の女の子たちが突然2階席を振り返って、
「キャアアアアア!」とか異常に盛り上がりだした。EXILEのメンバー
でも来てるのかなと思ったら、なんとDreamのメンバーだった。
おー、そうか! ちょうど10年前の今頃、場所も同じこの渋谷AXで、
dreamの1stライブが行われたんだっけね。ごめん、オジサン忘れてたよ。
あの日は、そう、暑かったんだよなぁ…と淡い感傷にひたってるうちに、
開演となった。予想に反して、Flowerによるオープニングアクトは無し。

スモークと渋めのライティングをバックにメンバー7人が登場し、
まずはダンスパフォーマンスを披露。のっけから女の子ファンは沸騰。
黄色い声援が派手に飛び交い、即座にいいムードが出来上がった。
ダンスは短めで切り上げられ、1曲目の「Happy Talk」がスタート。
これは自分も好きな曲。会場もいい感じで盛り上がっていた。
その後、簡単な自己紹介MCや「Happinessで一番よく食べるのは誰?」
「Happinessのお笑い担当といえば誰?」といったクイズ(客が手を挙げて
自分の予想を示す)を交えながら、「Kiss Me」と「one more time」を歌った。
ちなみにクイズの正解は、大食いがMAYUちゃん、お笑いがMIYUU。
トークは年齢相応の平凡な内容。変にウケを狙うコとかはいなくて、
未熟ながらナチュラルかつフレンドリーなノリに好感が持てた。

その後、「次が最後の曲です」というMAYUのアナウンスからの「フレンズ」。
大サビ前のソロダンス大会の部分がない、短めのフルバージョンだった。
本編終了後、女子客主体らしい地味なアンコールに応えて7人が再登場。
もう一度「フレンズ」を歌った。これでライブは全部終了。

CDに封入されてた参加券にははっきり「ファースト・ライブ」と書いて
あったけど、実際はライブというより普通のリリースイベントだった。
少なくとも10曲ぐらい歌うライブを期待してただけに、がっかり感はあった。
また、Happinessのパフォーマンス自体もベストとは到底言えない出来。
率直に言って、ダンスの迫力だけならMVの方がはるかに上だろう。

それでも、私はなんだかとっても楽しかった。
最後方に充分なスペースがあったこと、自分の(遠い)トイ面に何度も
MAYUちゃんが来てくれたこと、会場全体を覆うメジャーな雰囲気など、
楽しかった理由はいくつかあるけど、一言でいえば、運が良かったという
ことだろう。初見以来なんとなく縁を感じてついて来て良かったと思う。

とはいえ、ツキもそこまで。握手会は思ってたよりかなり時間がかかった。
今日は記念日だから待ち時間長くなっても握手していこうと思ってたけど、
待ってるうちに足にどーんと疲れが来てしまい、また、若干カオス化しだした
雰囲気も微妙にツラくなってきたので、思い切って握手なしで出ることにした。
出口の近くに、ループする気満々の下駄さんがいたので、握手券を彼に託し、
そこはかとなく後ろ髪を引かれつつ、SHIBUYA-AXを後にした。