真野恵里菜「乙女の祈り」発売記念イベント@ノースポート・モール

昨日成田で真野ちゃんに失望したものの、何となく釈然としないものが
残った。やはり一度、真野ちゃんだけのイベントを見てから考えよう。
そう思ってノースポートに出かけた。最寄り駅のセンター北駅は初めて
来たけど、なかなか良い雰囲気。新百合ケ丘にちょっと似てるかも。
駅前でお祭りをやってて、人出で賑わっていたが、会場のノースポートは
あまり客がいなくて寂れていた。イベント会場も、想像していたよりずっと
狭くて暗かった。「こんなトコで真野ちゃん歌うのか…」と心が暗くなった。
今日はエッグヲタがいないので、客も少ない。とりあえずCDを1枚買って、
モール内のファーストキッチンで軽く食事をしてから12時頃戻ってくると、
ちょうどリハが始まった。真野ちゃんは私服だった。青緑色のシャツに
濃紺(黒かも)のジーンズ、靴は茶色のブーツ。私服姿の真野ちゃん
初めて見たけど、特におしゃれでもないけどダサくもない感じだった。
リハを終えて控室へ戻る真野ちゃんをちらっと見たら、マスクをしていた。
ブログにも書いてたけど、花粉症なのかもしれない。それを見て、昨日
真野ちゃんの眼が赤っぽく濁ってたのは、花粉症のせいかもと思い当たった。
そんな簡単なことにも思い至らなかった自分の鈍感さが恥ずかしかった。
イベントが始まる頃には、会場は満員になった。それでも200人、せいぜい
250人といったところ。「この程度かぁ・・」という落胆は禁じ得なかった。
イベントはほぼ定刻にスタート。真野ちゃんの衣装は昨日の成田と同じで、
白いカーディガンと薄いピンクのワンピース。今日はいきなりラッキーオーラ
を歌った。この曲だと手拍子が入るので、客席もなかなかの盛り上がり。
僕もこの曲は好きなので、聴きながら自然に気分が高まってきた。
高まってくるとどうしてもやりたくなるのがロミオ。ちょっとやってしまった。
歌い終わると、簡単な自己紹介。そのあと水色想いを歌った。真野ちゃん
歌い方はとても丁寧。歌声や歌い方もかわいいので、つい聴きいってしまう。
そのあと長めのトーク。今日は福岡に飛行機で行った時のエピソードを披露
してくれた。「空港で荷物チェックがあるじゃないですか。私あれ一度も
引っかかったことなかったのに、福岡からの帰りのとき初めて引っかかって
しまって。“何がいけなかったんだろ”とかすごくアセってたら、検査の人が
靴を脱いで下さいって言うんですよ。それでまたアセってしまって・・・。
実は私その日、5本指の靴下をはいてたんですよ。(客席笑)5本指靴下って
健康にいいんですよ!(身を乗り出して強調) で、しかもその靴下が、
白とピンクの縞模様で、おまけにうさぎのマークが入ってたんです。(客席笑)
それを見て検査の人が、プッて笑ってました。」と、大体そんな内容だった。
ネタとしては特別面白いわけでもないんだけど、真野ちゃんが語ると、
なんだかすごく楽しく聞けてしまうのだった。話術なのかなあ、それとも
人柄なのかなあ。とにかく、頭がいいことは間違いないと思う。
最後に「乙女の祈り」を歌った。この歌も、丁寧に心を込めて歌ってくれる。
聴きながら、気付いた。とてもとても大事なことに気付いた。
真野ちゃん、歌下手じゃない!
「ええええええええ」と思った人は、今度ライブでよく聴いてみて下さい。
下手なのではなく、曲の未熟な世界観に合った未熟な歌い方をしてるだけな
ことがきっと分かるはず。真野ちゃん、僕は分かったよ。ちと遅かったけど(笑)
その後、すみやかに握手会。まず最初に車いすに乗ったお客さんと丁寧に握手。
握手会での真野ちゃんは、今日も誰にでも笑顔で優しく接してくれていた。
特に、小さい子供さんと握手したり話したりするときは嬉しそうだった。
自分の番では、今日は肌の質感とか下らないことは気にせず、真野ちゃん
眼を見ることだけに専念した。間近で見る真野ちゃんは、やっぱりかわいい。
ループしようかなとも思ったけど、いろいろ考えた末、やめた。
真野ちゃんに対しては、反応とか認知といった邪なことは考えず、古き良き
アイドルファンのスタイルで、遠くから見守るように応援していこうと思う。
いずれにせよ、今日行ったのは正解だった。
真野恵里菜さんは本物の正統派アイドル。それが分かって、良かった。
流れとしてはそのまま川崎も行くのが順当だろうなとは思ったけど、昨日の
成田が負け逃げで終わってしまったので、今日は勝ち逃げすることにした。
川崎ではラッキーオーラの代わりにラララ-ソソソを歌ったらしい。
それも聴きたかったな。