紳士はスペックがお嫌い

昨日からMacBook関連の仕事が始まった。注文が来たのは有り難いが、
内容が私の苦手なスペック関係のローカリだったのは有り難くなかった。
スペックは基本的に単語か単文なので、訳すというよりは対応する日本語を
探す作業が主になる。そのためあまり頭は使わなくて済むのだが、そのぶん
神経を使う必要がある。というのは、スペックで誤訳や誤記をして、それが
パンフ等の形で店頭に出てしまうと、場合によっては刷り直しが必要になり、
アップルから損害賠償を請求されるからだ。インハウスでやってた頃は、
会社が大半を負担してくれたが、フリーの今は自分で払わなくてはならず、
どうしても緊張して仕事をせざるをえない。何事につけいい加減な私には、
こういう仕事はこたえる。さらに悪いことに、こたえるにもかかわらず、
スペックのローカリはコピーのローカリに比べてギャラがぐんと安い。
今回は割と量があったが、それでもせいぜい2万円がいいとこだろう。
ギャラが入ったらそのお金でiPod nanoを買おう・・・そう考えて、
自分を慰めた(いい意味で)。本当はMacBookが欲しいんだけど・・・