ラスト・フレンズ最終回

初回からずっと見てきたラスト・フレンズもいよいよ最終回。
事前の情報は遮断し、結末予想とかも一切せずに、ただ見た。
無理な展開もあったが、結論としては、きれいなハッピーエンドで良かった。
先週の今日は続編を期待させない完結感のある最終回にして欲しいと思った
自分だったが、こういう終わり方なら完結感などなくてもいいと思う。
宗佑だけ死んじゃって可哀相な気もするけど、瑠美ちゃんは言ってみれば
宗佑の生まれ変わりだから、ある意味では宗佑もまだ生きているのだ。
何よりも、「未来へ」というタイトルが示唆するように、結婚(性愛)ではなく
友愛に基づく家族という新しい家族像を提示して終わった点を評価したい。
先週とは全く逆に、今はこのドラマの続編に期待したい気持ちになっている。
続編ではもうDVや性同一性障害といったテーマには頼れないだろうが、
この制作スタッフなら、また何かアクチュアルな問題を織り込みながら、
リアリティと洗練を兼ね備えた深みのある青春ドラマを作ってくれるだろう。
またいつか、美知留に、タケルに、そして特に、瑠可に会いたい。
でもとりあえず今夜は、こんなに素晴らしいドラマを届けてくれた、
出演者とスタッフの皆さんに感謝したい。ありがとうございました。