PLASTIC LOVE 「CRAZY」

AnnaのCDを買ったあと店内を歩いていたら、PLASTIC LOVEのCD「CRAZY」が
試聴できるようになっていた。早速聴いてみると、タイトル曲だけでなく、
カップリングの2曲、そしてExtend mixも含めて全6曲どれも良い感じだった。
1日にシングル2枚で2700円は下流中年にはチト贅沢と言わざるを得ないが、
これも何かの縁だろうと思い、DVD(CRAZYのPV)付きの初回盤の方を買った。
CRAZYは先日も書いた通り、完全にカイリー・ミノーグ調のwell-madeなポップチューン。
2曲目のNEVER AGAINもユーロビートだけど、ちょっとせつなめでウェットな曲調。
3曲目は英語詞で、よくある哀愁のユーロビート歌謡って感じ。
「ネオ・ユーロビート」と銘打たれてはいるが、どの曲も本質的な新しさは全くない。
あるのは「この手があったか!」的な意外性と、耳への心地良さだけを徹底的に
追求したお手軽なPOPサウンドのみと言っても過言ではないだろう。とはいえ、
物質的快感の提供に的を絞った、いわば単焦点レンズ的な商品だけに、
この3曲、特にCRAZYの性能=気持ち良さはかなりのもの。人に勧める気はしないけど、
とりあえず可憐Girl'sデビューまでの空白期間を埋めるには格好のアイテムである。
きっと武藤彩未ちゃんもそう思いながら楽しく聴いていることだろう。納得LOVE☆