Perfume「GAME」を聴いて

今日はPerfumeのニューアルバム「GAME」のフラゲ日。
まさに待望のアルバムリリースだ。確実にフラゲしたいばっかりに、
安いAmazonではなく地元のHMVで予約した甲斐あって、無事GET。
買うときレジでなぜかカルピスソーダの試供品がもらえた。
いざ聴いてみると、全体としては、期待通りの良い出来であった。
全12曲、いわゆる捨て曲なしで、完成度はかなーり高いと言える。
とはいえ、個人的にはちょっと複雑な感想を抱くことになった。それは、
自分は別にPerfumeが好きでPerfumeを聴いてるワケではないことが
はっきり分かってしまったからだ。
このアルバムの収録曲は大きく2つのカテゴリーに分けられる。
一つは、のっち・かしゆか・あーちゃんの歌が中心の曲。
もう一つは中田ヤスタカのトラックが主で、3人の歌は添え物の曲。
で、私は後者の曲しか楽しく聴けなかったのである。具体的には、
「GAME」「Take me Take me」「Butterfly」の3曲だけ。
なかでもアルバムタイトル曲のGAMEは素晴らしい!
こんなカッコイイ曲をCapsuleではなくPerfumeのほうに
持ってきたのは、中田ヤスタカのフェアプレイと言ってよいだろう。
しかし、例えば「チョコレイト・ディスコ」のような、典型的に
Perfumyな曲を聴くと、私の耳は3人の歌声を邪魔に感じてしまう。
要するに、私は中田ヤスタカの作る音楽が好きなだけなのだ。
Perfumeの3人は、はっきり言えば、どうでもいいのである。
こういう結論を私が喜んで出していると思わないで欲しい。
私だって曲だけでなくPerfumeを好きになりたい気持ちもあるのです。
ヲタ引退したら、ぬるいPerfumeファンとして余生を送れたらいいな。
そんな夢を見ていたこともありました。でも、もうダメ。
寂しいけれど、Perfumeとは厳密に楽曲だけの付き合いしかできない。
その現実を最終的に確認して、今夜はGAMEを何度も何度も聴こう。納得。