2007年を振り返る

今日の東京は穏やかな晴天に恵まれた良い大晦日であった。
型通りではありますが、ここでこの一年を振り返ってみたい。
アイドルオタク活動の面では、今年は低調の一語に尽きた。
決して外的条件に恵まれなかったわけではない。
9nineは良質な楽曲を引っさげてメジャーデビューしてくれたし、
橋口恵莉奈という非常に魅力的なメンバーを擁した新ユニット、
キャナァーリ倶楽部のデビューにも良い形で立ち会えた。
BON-BON BLANCOはここ数年なかったほど多くのライブを開催し、
ハロプロでは℃-uteが色んな意味でハイレベルな活動を展開した。
AKB48はメンバーのスキルが全体的に向上し、かわいい子も増えた。
つまり、私でも楽しいヲタライフを過ごせる余地は十分あったのだ。
にもかかわらず、現実には上記のどのアイドルも大して応援できず、
失意と欲求不満、そして自分の非力を感じる場面が非常に多かった。
不振の理由はいくつかあるが、一番大きいのは「老い」だろう。
ライブやイベントを観に行く行動力、アイドルに対する感受性、
アイドルで浪費する経済力、どれもこの一年で大きく低下した。
さらに、これも老いの徴候だろうが、凡庸さへの耐性が著しく落ちた。
現在のアイドルシーンの主流は「良き凡庸」を表象するアイドルだが、
このトレンドに対する私の不適応はますますひどくなってきている。
言い換えると、良いなと思えるアイドルは少なくないのに、
タカまれるほど傑出したと思えるアイドルは誰もいないということ。
この傾向はおそらく来年以降も続くだろう。対策は2つの方向で
考えられるが、今更凡庸さへの耐性を上げるのは難しそうなので、
傑出したアイドルへの感受性を高めるしか道はないと思われる。
そういうことが実行可能なのかどうか、不安は確かにあるけれど、
これまで以上に美少女性と天才性を重視するよう心がけることで、
この綱渡り的ヲタ生活を来年も自分らしく展開していけたらと思う。


ということで、今年のヲタライフも後は紅白歌合戦を残すのみ。
℃-uteBerryz工房モーニング娘。、そしてAKBの晴れ舞台を
心置きなく楽しんで、冴えなかった2007年を締めくくろう。納得。


結果判定:桃子のアップがなかったからAKBの勝ち。えれぴょ〜ん!(^o^)