るびびのいない9nineとサンドウィッチマン

昨日は代々木公園へ9nineのストリートライブを見に行った。
残念ながら、加藤瑠美さんは不参加であった。
後から考えると、当然不参加を予想しているべきだったのだが、
下垣真香ちゃんがブログで「9nine全員で出演する」と書いて
いたので、私はてっきりるびびも出るものと思い込んでいた。
それだけに、るびびのいない9nineには寂しさを禁じ得なかった。
ライブ自体はまあまあ良かったと思う。音が小さくてオケ・歌とも
よく聴こえなかったのは事実だったが、8人の楽しそうな様子が
それを十分補っていた。とはいえ、るびびがいないと何かが違う。
るびびの不在感が一番強かったのは「悲しみはいつか羽になる」。
リーダーのソフトクリームのペンダントを見るだけでも、
るびびを思い出してしまう始末。るびびのいない9nineは、
長谷部優のいないdream、安倍なつみのいないモーニング娘。
サントス・アンナのいないボンブラのように、私にとっては、
本質的要素を欠くユニットであることがはっきり分かった。
さらに悔しかったのは、実はるびびは見にきてたらしいこと。
だったら一目会いたかった・・・
ライブのあと三浦葵さんの後についてってる場合じゃなかった。
あーあ。縁がないってのはこういうことなんだよなぁ・・・


夜は家でM-1を途中から見た。
サンドウィッチマンの優勝には納得。
地味な芸風ながら、「一人暮らしですか、その日暮らしですか」など
さりげなく爆笑ギャグがちりばめられたハイレベルな漫才だった。
それは良かったのだが、「上京してきて9年、未だに相方と同居してる」
という話を聞いたとき、不意にジーンときてしまった。
地道な努力を重ねてここまでたどり着いたんだろうなぁ、偉いなあ。
そう思って胸打たれたのであった。
それにひきかえ、この自分の努力のなさはどうだ。
このまま努力らしい努力を何も経験することなく人生を終えるのか・・
そう思うと、なんだか暗澹たる気分になった。
今からでも遅くはないのだろうか。これから何ができるのか。
夜更けまでそんな物思いにかられ、なかなか寝付けなかった。
それで今日はかなーり寝不足。心身共に不調なのは明らかだった。
こういう時にアイドル見ても虚しさがつのるばかりだろうと判断し、
行く予定だったお台場のボンブラと新宿のBRIGHTを断念。
人生論系の本をあれこれ読んでいるうちに夕方になってしまった。
結果として、今世紀に入ってから最も寂しいクリスマスイブになった。
昨日るびびに会えていたら、ここまで寂しくはなかったかも知れない。
しかしそれも、所詮は自業自得である。
寂しさのなか、自分のこれまでとこれからをじっくり考えよう。そして、
せめて明日はhappyな気持ちでクリスマスを迎えたい。神様よろしく☆