2007年冬の地味な物欲

12月と言えば、ボーナス。ボーナスと言えば、物欲。
14年連続でボーナス無しの師走を迎えている下流中年にも、
人並みに物欲は湧いてくるから、神様はやはり意地悪である。
この冬わたしの物欲を刺激してくれる物は、カメラ。
いわゆるデジタル一眼レフカメラである。
最近キヤノンニコンから良い新製品が出てるようですが、
この辺はあまり興味なし。そもそもこのニコンキヤノンのように、
二大勢力が対立している場合においては、あえてどちらにも組せず、
第三の勢力を支持するのが、私の好きな行動パターンである。
例えば、自民党民主党が対立していたら、あえて国民新党支持。
ハロプロとAKBが対立していたら、あえてキャナァーリ倶楽部支持。
9ninedrmが路上ライブで対立していたら、あえてSurvivё支持。
最後の例はもちろん冗談だが(冗談ですヨ!)、二大政党制嫌いの
第三勢力好きは本当である。そんな私がいま買いたいカメラは、
オリンパスE-510。買いたい理由は主に3つ。
まずデザインが良いこと。次にホールド感とシャッター音が良いこと。
そしてもちろん、宮崎あおいちゃんが宣伝してることである。納得。
とはいえ、即買いともいかない。性能にやや不安があるからだ。
カメラとパソコンに関しては万年初心者なので、性能とか機能よりも
デザインやフィーリングに嗜好が左右されがちな私ではありますが、
その私でさえ、E-510オートフォーカス機能の弱さは気になる。
いまどき3点測距というのがまず驚きだし、実際に店で試用しても、
変なポイントで合焦しちゃって撮りたいところがボケてしまうことが
一度ならずあった。この点以外は特に目立つ欠点もないようなので、
後継機はオートフォーカス機能が改善される可能性が高い。そう考えると、
ここで買うのは時期尚早かもなあという気がしてくる。
そんなワケで、この冬もこれといった買物はできずに終わりそうだ。
これも貧乏ライターの運命'95と思って諦めるほかないだろう。
本来ならここは、THIS IS 運命と思って諦めるべきかも知れないが、
運命'95の作曲者である黒沢健一がいよいよ本格的にソロ活動を再開した
ことでもあるし、ここは久しぶりにメロンではなくMelodyに頼って
自分を慰めるのが妥当である。まゆっちも納得。ゆきどんも納得。