今世紀初のTiara

今日はひょんなことからTiaraの曲を聴くことができた。
Tiaraというユニットは現在もあるようですが、私が言ってるのは
1993年にフェアリーテールから水野あおいちゃんを残して分離する
形で誕生した菊地奏衣と浅山美月によるデュオユニットのこと。
このTiaraのミニアルバム「pyxis」は、新島弥生の「sucre」とかと
並ぶ90年代アイドルポップスの隠れた名盤で、私も絶対持ってる
はずなのに、5年ほど前から紛失中であった。そこへ最近北條くんが
中古屋でこれを買ったと聞き、音源化して送ってくれないかと頼んだら
気前良く送ってくれたのだった。まことに有り難いことであります。
聴いてみると、今でも全く色あせない佳曲揃いであった。
特に昔僕が愛聴していた「このまま…」は切ないサビが絶品なり。
Tiaraは、今で言う地下アイドル的な活動を短期間行ったあと、
確か浅山美月がマネージャーかなんかとデキちゃって解散したはず。
そんなお粗末なユニットでもこんな良い曲歌ってたんだなと思うと、
「1990年代前半こそがアイドルポップスの真の黄金時代」という
私の長年の持論への自信が久しぶりに湧き上がってくる。
それはともかく、今夜はTiaraのきれいな歌声とハモりを堪能しよう。