新生東京パフォーマンスドール記者発表会(ニコ生)

今日は東京パフォーマンスドールの記者発表会が行われた。
観覧希望には申し込まず、予定通りニコ生で見た。

イベントは10分ほど押してスタート。
最初にTPDの「ダイヤモンドは傷つかない」を歌った。
そのあとメンバーが一人ずつ自己紹介。
そのあと木原さとみが練習場を訪れたときのビデオを流した。
久しぶりに見る木原さんは、昔の面影を残しつつ正常におばさん化していた。
続いてサプライズで篠原涼子が登場。と言ってもこちらもビデオで。
そのあと先輩方に関するトークみたいなのがちょっとと諸々の告知。
最後に「Weekend Paradise」を歌った。
そのあとフォトセッション。最初は客、次にメディア関係者。
正味50分ぐらいで終了となった。

印象としては、まず元祖TPDとは全くの別物という感じ。
ルックスのレベルが元祖の立ち上げ時よりずっと高いし、
なにより、元祖の持っていた「ドール感」がまったくない。
憧れの芸能界入りと引き換えに人格を剥奪され、中村龍史
命じるままに感情もなくただ歌い踊るだけのお人形さん集団。
というのがTPDの基本イメージで、その非人間性が当時は斬新だったワケだが、
そういう人工的な設定を新生TPDはまったく継承していない。
率直に言って、東京パフォーマンスドールを名乗る必要はなかったと思う。

とはいえ、TPDの継承うんぬんを度外視して、単純に新しいアイドルグループ
として見れば、期待できる要素はそれなりにある。可愛いメンバーが多いし、
上西星来というエースもいる。歌や踊りは未知数だけど、なんとなく
伸びしろの大きそうなコが多いので、成長を見守る楽しみは十分ありそう。

問題は、活動方針。当面は歌と芝居の融合を目指す方向の活動になるようだ。
基本的には、乃木坂46劇団ハーベストと相通じる性質の企画に見える。
もしかすると、音楽と演劇を融合した新しいエンターテイメントを創る目的の
マスタープランというかグランドストラテジーみたいなのがソニーにあって、
それに沿っていくつかのプロジェクトを並行して進めているのかもしれない。

いずれにせよ、この方向性だと私は積極的に応援することはできない。
公演のチケットもかなり高いようなので、当分は乃木坂同様、メディアを
通しての付き合いに限定されるだろう。チト残念ですが、ここは致し方なし。





東京パフォーマンスドール17年ぶり復活に篠原涼子応援! 新生メンバー初お披露目
http://mantan-web.jp/2013/06/19/20130619dog00m200015000c.html


付記:公式サイトも本日から正式に稼働開始。デザイン良し☆

東京パフォーマンスドールオフィシャルサイト