「5TH DIMENSION」第一印象

今日はももいろクローバーZの2ndアルバム「5TH DIMENSION」のフラゲ日。
ももクロのみなさん、リリースおめでとうございまーす☆

待望のリリースということで、早速地元のHMVで試聴してみた。
あまり時間がなかったので、既聴曲は飛ばして新曲のみ試聴。
最初は「仮想ディストピア」。作編曲がAKIRASTARということで、
期待してた曲。聴いてみると、ロックな曲調に素直なメロディー。
ももクロと言うよりはBuono!みたいな曲だった。音はイイけど、
メロディー、特にサビのメロディーが弱いため、いまいち高まれず。残念。

逆にサビがイイのは「上球物語 -Carpe diem- 」。
Chai Maxxのサビに似た雰囲気で、和のテイストも入ってて、
非常にいい感じ。試聴機の前でハゲしく高まってしまった。
「宙飛ぶ!お座敷列車」もロックンロール調でかなり楽しい。

これ以外の新曲は、いずれも悪くない凡曲レベル。
凡曲といっても、平凡な曲という意味ではない。
ももクロらしい捻りはどの曲にも仕掛けてあって、一応
個性的ではあるんだけど、出来はどれも大したことない。
というか、出来は悪くないけど、どの曲もヘンに凝った作りに
なっているため、心にストレートに響いてこないのだ。
リード曲の「Neo STARGATE」と「BIRTH Ø BIRTH」の
インパクトが強かったため、他が霞んでしまった感もあり。

客観的に見ると、捨て曲なしのよく出来たアルバムという印象。
ただ、この程度で進化とか異次元とか言うのは明らかに誇大宣伝。
ももクロらしさのよく出たまずまずの良盤、けど、今の自分の好みとは
だいぶズレてるなぁ・・・というのがMy第一印象でありやした。

これを2800円で買うのは難しいので、iTunes Storeでバラ買いしやす。
必ず買うのは「上球物語 -Carpe diem-」。あとは、もうちょっと
試聴してみた上で、BIRTH、仮想、お座敷列車あたりを買えたら買おう。


HMV立川店の店頭。特設扱いではあったが、店員の姿はなかった。