Dorothy Little Happy定期ライヴ#1@代官山UNIT

今日はドロシーの定期ライブが東京で行われた。
初回なので見ておきたいと思い、一途に、というのはウソで、
新宿BLAZEのPASSPO☆を気にしながら代官山へ向かった。

会場のUNITへは初めて来た。場所はとても分かりやすかった。
開場前の整列および入場はごくスムーズ。中はきれいで場末感ゼロ。
キャパは詰め込めば500人ぐらいか。今日はほぼ満員で約300人の集客。
ステージは高めで、後方からでも見やすい。特筆すべきは音響の良さ。
こんなに音のいいライブハウスは、私の知る(狭い)範囲では、
初台DOORSぐらい。ドロシーに相応しい良いハコでした。

9分押して12時39分開演。1曲目はHi So Jump!。
出てきてから歌い出すまでの間のメンバーの表情に緊張がみなぎる。
思わずこっちまで緊張してしまったが、曲が始まったら、みんな
元気に踊りだした。5人とも相当気合入ってる感じだった。

Hi So Jump!にしてはダンスパートが長いなと思ったら、
HAPPY DANCEバージョンとのこと。私はこれは初めて見た。
最初のMCでMARIちゃんが「レアですよー。今日しか見れないかも☆」
みたいなことを言っていた。その流れで「これは、皆さんもご存知の
石田亜佑美ちゃんが踊ってたんですよねえ」みたいな話になった。
メンバーが口々に石田ちゃんの踊りのうまさを絶賛していた。

その後は、定期ライブの1回目ということで、昔の曲から2月に出る
アルバムの収録曲まで、ドロシーの歴史に沿って代表曲を並べる構成。
2〜3曲歌っては短いMCをはさむ、無理のない形で進行した。
パフォーマンスは全体に好調。麻里ちゃんの歌も説得力を増してた。
「デモサヨナラ」「Jump!」といった初期の良曲はもちろん、
「飛びだせ!サマータイム」をはじめとする第2章の凡曲たちも、
切れのいいダンスと迫力ある歌で、ダレずに楽しく聴かせてくれた。

MCでは定期ライブへの抱負とアルバムの紹介が中心。
定期ライブでは、ソロコーナーやピアノの弾き語りなど、
いろんなことに挑戦してみたい、とのこと。アルバムは、
「スタッフとじっくり話しあって一生懸命作ったアルバム」。
かなりの自信作に仕上がってるような口ぶりだった。

そのnewアルバムからはまず「Life goes on」を披露。
もともと好きな曲だけど、今日はとくにイイ感じだった。
そのあとアルバムにも入る「nerve」も歌った。この曲はサビの
指を振るところで、客が振りマネしながら前に詰めかけていた。
さらに未発表の「諦めないで」を初披露。といっても、開演前に
BGMで流れていたので、すでに普通に盛り上がっていた。

最後のMCで佳奈ちゃんが「こうして定期ライブができるのも、
アルバムを出せるのも、みなさんの応援のおかげです」みたいなことを
言った流れから、新曲の「14回目のありがとう」を歌った。
「なんとかかんとかありがとう〜♪」というリフレインが印象的な曲。
やや情緒的すぎる感じもしたけど、普通に感動できる良曲だった。
アンコールは3分ほど客が発声。しかし結局やらなかった。残念。

約1時間20分、グダグダ感ほぼなしのコンパクトな良いライブだった。
「ソウル17」「冬の桜」「GET YOU」が聴けなかったのはチト残念だったが、
セットリストもまずまず充実していた。なによりも、凡曲に負けない、
ドロシーの強靭なアーティストパワーを体感できたのがうれしかった。
アルバムのリリースを機に、また上昇気流に乗ってほっしーな。

【Dorothy Little Happy定期ライブ No.1昼の部セットリスト(MC省略)】

1.Hi So Jump! (HAPPY DANCE remix ver.)
2. 部屋とパジャマと私
3. デモサヨナラ
4. Jump!!
5. 飛びだせ!サマータイム
6. HAPPY DAYS!
7. Hey Boy! Hey Girl!
8. ナミダよりずっと速く
9. Life goes on
10. 風よはやく
11. nerve
12. 未来への虹
13. 諦めないで
14. 14回目のありがとう

付記:今日の深夜に「Life goes on」のMVがYouTubeで公開されるようです。