「Hello, palet」聴いてみた

先週リリースされたpaletのデビューアルバム「Hello, palet」。
土曜日にふしぎさんから安く譲ってもらったCDを今日聴いた。
「Fly Away」から「イチゴ気分」まで全7曲、ちょっと古めテイストの
ポップソングが並ぶ。時期で言うと90年代前半ごろ、乙女塾から
ポニキャン移籍前のMelodyあたりの雰囲気で統一されている。
当時私もよく聴いていたサウンドなので、母校の中学を久々に訪れて、
校庭で部活に励んでる後輩たちをぼんやり眺めている時のような、
ほんわかとした懐かしさに包まれた。けど、楽しさはそこまで。
7曲とも出来は悪くない凡曲レベルで、個人的にはどれも退屈だった。
この反応は予想していたので、AeLL.や怪トロの時のようなショックはない。
それでも、こういう普通に可愛いアイドルポップスに対する感度が
どーんと落ちてしまったことに関しては、一抹の寂しさを禁じ得ない。
まあでも、また何年かしたらこういう曲も昔みたいに楽しく聴けるように
なるかもしれないので、とりあえず深く考えないでおこう。