マンチェスター・シティ、プレミアリーグ優勝

マンチェスター・シティがプレミア優勝を決めた。

マンチェスター・シティーが今季最終戦のクイーンズパーク戦に
3−2で逆転勝ちし、勝ち点89で1967〜68シーズン以来、
44季ぶり3度目の優勝を決めた。
劇的な勝利だった。相手が1人退場になる中、1−2とリードを許し、
後半の45分が過ぎた。勝ち点で並んでいたマンチェスター・ユナイテッド
同時刻のサンダーランド戦(アウェー)に1−0で勝利を収め、
万事休すと思われた。
しかし、マンCは5分と示されたロスタイム、FWジェコが同点弾を
決めると、3分を過ぎたところでFWアグエロが決勝弾をたたき込んだ。

ロスタイムにアグエロのゴールで逆転勝ちとか、出来すぎでしょ。
でもこういう劇的な勝ち方が今のシティにはふさわしいと思う。
プレミアに新しい時代が始まったことを象徴する勝利になった。

個人的には、ナスリに全力でおめでとう!とゆいたいです
ナスリ自身も、念願のタイトルが獲れて満足しているようだ。

QPRに勝利してプレミア優勝を決めた後、ナスリは次のように語った。

「僕の人生で初めてのことだね。こんなこと、今までなかったよ。
ロスタイムに2ゴールが決まって優勝だ。素晴らしいことだし、
とてもうれしいよ」

「僕は正しい決断をした。僕は分かっていたんだ。今夜、ファンと一緒に
お祝いできるってね。僕の家族や友達、ファンと楽しむことにするよ」

“I knew that I made the right decision and tonight I want to celebrate
with all the fans who are here.
“Tonight I will enjoy it with my family, my friends and all the fans.
And tomorrow I will send them a message.”

この発言、アーセナルのサポーターからは反発を買っているようだ。
けど、実際正しかったんだからしょうがない。「ナスリさえいれば…」
という悔しさも分かるが、ここは潔く祝ってあげて欲しいところなり。

新しい時代と言っても、金満クラブが強いという現実は変わらない。
結局、プレミアで一番予算の多いクラブが優勝し、2番目に多いクラブが
2位になったわけだから、状況はリーガ(スペイン)と同じである。
このままマンUとマンCが、バルサとレアルみたいな特権的な2強に
なっていくとしたら、こんなつまらない事はない。来季はぜひ、
アーセナルチェルシーリバプールにも頑張って欲しい。

シティの方は、来年はチャンピオンズリーグ上位進出を狙ってくるだろう。
優勝狙いでどうせまたいい選手を買い漁るのは目に見えている。
誰を買ってもいいけど、ナスリだけは放出しないでくれよー。