今年の方針

今年はおそらくアイドルオタクとして活動できる最後の年になるだろう。
四十路に入ってからは毎年、「今年が最後かも…」という不安とともに
正月を迎えてきたけど、今年は予感の密度が違う気がする。あれだけ
現役に固執してた工藤公康投手も、昨年48歳で引退に追い込まれた。
今年の夏おなじ年齢に達する自分にはとても他人事とは思えない。
残った体力/気力を振り絞り、なるべく悔いの残らない形で引退したい。

そこで、今年は2つの方針を立てた。1つは「原点回帰」。
ひと口に原点と言っても、私の場合ムダにアイドル愛好歴が長いため、
原点も都合3つほどある。第一の原点は、アグネス・チャン
メジャーな正統派アイドルということだけど、この原点にはもはや
回帰できないことがマノフレ時代にはっきり分かったので、対象外。
第二の原点は、制服向上委員会。大人数の学園ものアイドルで、
今ならさくら学院私立恵比寿中学スマイル学園などがこれにあたる。
この原点には、回帰しようと思えば回帰できないこともないけど、
今の自分の中に擬似学校アイドルグループへの嗜好があまりないため、
できればこのタイプのアイドルには戻りたくないのが本音である。
第三の原点は、SPEED。メジャー感のあるダンス&ボーカルユニットで、
今このタイプのアイドルは増えつつある。私が回帰したいのはこの原点。
またここは原点であると同時に自分のストライクゾーンでもある。
周りの知り合いを見ていると、KEN爺さんのローカルアイドルや、
M6さんの実力派マイナーアイドルのように、自分の一番好きなジャンルの
アイドルに集中する形で活動している人が好結果を生んでいるようだ。
そこで私も、一番好きなこのSPEED系のユニットに、なるべく応援力を
集中させていきたいと思う。その際、国籍は一切不問とする。

もうひとつの方針は「新曲重視」。去年の活動を振り返ってみて、
自分が大の新曲好きで、気に入った新曲を追いかけて活動してる時が
一番元気であることがよく分かった。このやり方には、短いスパンで
応援するアイドルやユニットがころころ変わる事になりやすいため、
はたから見ると、まるで無節操なDDのように見えてしまう難点がある。
骨の髄からぁぃぁぃ一途な自分としては、世間の誤解を避ける意味でも、
この方針の採用には消極的にならざるを得ない部分があったのは事実。
しかし、いよいよヲタ引退の時期が迫ってきた以上、体裁や世間体よりも、
自分自身の嗜好に従うべきであろうと考えた。妥当な考えと言えよう。(納得)

この2つの方針で実際どれだけやれるかを、とりあえず今月のドロシーと
来月のスパガでテストしてみたい。そこでうまく行ったら、この方針で
今年一年活動していくことにしよう。なんとか良い結果が出ますように。