私立恵比寿中学@タワレコ渋谷(17:00〜)UST

1回目を見終わってからまっすぐ家に戻り、残りの仕事を片付けた。
結局2回目はUSTREAMで見ることになった。録音方法のせいか、
メンバー1人ひとりの声が非常にクッキリ聞こえて面白かった。
その結果、現場で聞く以上に、メンバー間の歌唱力の差が大きいことが
判った。安定して上手いのはやはり柏木ひなたちゃん。ぁぃぁぃも上手いけど、
曲によって声が変わるので安定感には欠ける。その代わり、歌声の存在感では
文句なしにぁぃぁぃがナンバーワン。少女時代で言えば、
ひなたがティファニーで、ぁぃぁぃがテヨンというところかな。

ライブはセットリストを少し変えつつ、基本的には1部と同じ構成。
MCではPV撮影の裏話も披露された。ぁぃぁぃは「お化けが嫌いなので、
メイクと分かっていてもメンバーが怖かった」みたいな事を語っていた。
松野莉奈cの生誕記念企画は、食いしん坊キャラに代わる、りななんの
新たなキャラを考えようというもの。れいなが「かまってちゃんキャラ」、
美怜ちゃんが「もうちょっとでクールビューティーキャラ」を提案。
2人の提案理由を聞いてたら、実際のりななんも相当の構ってちゃんらしい。
身近にいたらウザそうな性格で、こういうコは好きになれないなと思った。
これでりななんに流れる心配はなくなった。良かった良かった☆

良くなかったのはりななんの生誕ソロコーナー。なんと「ドレミの歌」。
それも半分ぐらいは客席に歌わせて、歌詞も明らかにちゃんと覚えてない。
1回目のなっちゃんが感動的だっただけに、失望は大きかった。
でもそれも、逆に考えれば良かったのかも。もしこれでりななんに
「はじめての経験」とか歌われてたら、悔しくて悶死しかねない所だった。

なお、エビ中メンバーが全員ハケた後に、春名真依ちゃんが登場した。
校長から、握手会にも参加しますと発表された。おい校長、分かってる
だろうけど、真依ちゃん入れるなら、エビ中じゃなくみにちあに入れろよ(笑)

現場とUSTで見て、改めて「エビ中イイな!」と感じた。
最近の楽曲には付いてくのが精一杯だし、パフォーマンスにも決して
十分満足してるワケじゃないんだけど、それらの不満を補って余りある、
なんとも言えないイイ感じが、エビ中全体にただよっているのだ。
魅力の源泉は、メンバーのルックスやキャラの良さ、楽曲の面白さ、
そして自由さだろう。安本彩花cが典型的に体現するいい加減さと
裏腹でありつつ、自由さはエビ中独特の大きな魅力だと思う。
実のところ、これは必ずしもメンバーに限った話でもない。
ホントは今日は2部では「重大発表」があると予告されてたんだけど、
結局それはなしになった。校長によると「こちらの手違い」とのこと。
それを説明してる時の校長の「だははは」みたいなふざけた笑いが、
私立恵比寿中学の自由かつテキトーな校風を象徴してるように思えた。
ファンも増えてきて、敷居もこれからどんどん高くなるだろうけど、
私のチカラで追いつけるところまでは、なんとかエビ中に付いていきたい。