ももいろクローバーZライブ@Zepp Tokyo(15:00〜)

渋谷で軽く昼食をとり、タワレコとかをブラブラしてからお台場へ向かった。
メガウェブの前でふしぎさんと合流。少し前の札幌遠征の際に私がお願いして
買ってきてもらったPEACEFULとJewel KissのCDの受け渡しを行なった。

14時30分ごろ現地に到着。とりあえず若いお客さんの大群に圧倒される。
おしゃれなサブカル風、リア充カップル、若くてかわいい女ヲタ多数。
どれも話には聞いてたけど、紛れもない現実として目の当たりにすると、
どっとアウェー感に襲われる。元和川美優ヲタで、ももクロからはとっくに
撤退済みのふしぎさんを相手に「自分も今日が最後になりますよ…」的な
愚痴をひとしきりこぼしてから、心細い思いを抱えてひとりで入場した。
入場時に、夏菜子生誕祭実行委員会の人から赤いペンライトをもらった。

自分の席は10列30番。左隣がサブカル美女2人組。右隣が若いカップル。
後方席へ逃げたくなったが、これも現実と諦め、自席で見ることにした。

13分押してライブがスタート。衣装はなんかムームーみたいな変なやつ。
戦隊もの感ゼロ、従ってももクロ感も薄い、違和感のある衣装だった。

この環境じゃ今日はノレそうもないなぁ…と観念していたが、杞憂だった。
冒頭のピンキージョーンズとキミとセカイで、あっさりももクロワールドへ
引きこまれた。やはり肉眼でメンバーの顔が見えるのは大きい。
続く新曲「D'の純情」も、初見ながらすんなり入り込めた。
「これは意外に大丈夫そうカモ☆」と思ったら、急に気がラクになった。
あとはほぼマイペース。周りに濃いヲタがいなくて同調圧力が弱いため、
好きな曲では思いっきりノリ、興味ない曲では堂々と座って休めた。

メンバー5人は、今回のツアーでさらに成長し、頼もしさを増していた。
早見あかりがいなくなったことで、見た目の華やかさこそ若干薄れたものの、
ステージパフォーマンスに関しては、あかりの穴を感じさせない充実ぶり。
とにかく5人ともハイレベルで、いわゆる穴がないのだ。これは大きな魅力。
MCもグダグダ感がほとんどなく、くだらないネタでも気持よく笑えた。
ボーカルに関しては、最初の方はなんとなく口パクっぽかったけど、
途中からは生歌をかぶせてたように聴こえた。(この判断には自信なし)

そして何より、楽曲の魅力が健在すぎた。走れ!もミライボウルも怪盗少女も、
未来へススメ!もツヨクツヨクもChai Maxxも、ふだん家では全然聴いてない。
それなのにライブで聴くと、家でもよく聴いてた頃と同じようにハゲしく高まれた。
まさか自分がこんなにももクロで現役だったとは……我ながら意外だった。

本編終了後に夏菜子生誕モードに入り、会場全体に赤いペンライトが点った。
アンコールで夏菜子が他のメンバーに送り出されてひとりでステージの中央へ。
客席をほぼ埋め尽くした赤いライトを見渡して、よほど感激したようで、
「ヤバイ!」「こりゃイカンよ!」と可愛らしく感動を表していた。夏菜子的には
泣きたかったんだろうけど、たぶん泣けてなかった。そこがまた可愛かった。

告知では、よみうりランドEAST一般完売→芝生席追加販売決定や、
アルバムの選民イベントで「ボイン会」をやるという発表が波紋を読んだ。
ボイン=拇印ぽかったけど、意味は伏せられたまま。しおりんが手で
胸を作るフリをしながらあーりんに「ボイ〜ンって感じですか?(笑)」と言うと、
れにや杏果や夏菜子も真似して「ぼい〜んですか?」とあーりんを集中攻撃。
これには笑った。(あーりんのリアクションは忘れた。済みません(笑))

アンコールの1曲目では「キミノアト」というアルバム収録曲を披露。
これは自分は初めて聴いたが、正統派路線のかな〜り良い曲だった。
このぶんなら、アルバムも期待できそうだ。

終わってみれば、「やっばももクロだナ☆」という、ごくありふれた結論。
去年6月のラクーア以来、久々にももクロちゃんらしい本格的なライブを見れて、
「ライブはももクロのが一番好き」という自分の嗜好を改めて確認できた。
よみうりランドも今度は応募しよう。そしてもし当たったら最優先で参加しよう。
きっとぁぃぁぃも、最優先で参加するはず。

【セットリスト】(MC省略)
ピンキージョーンズ
キミとセカイ
D'の純情
ミライボウル
きみゆき
Believe
愛ですか?
恋は暴れ鬼太鼓
だってあーりんなんだもん☆
Words of the mind
Chai Maxx
Z伝説〜終わりなき革命
ありがとうのプレゼント
太陽のえくぼ
走れ!
未来へススメ
行くぜっ!怪盗少女
あの空へ向かって

キミノアト
コノウタ
ツヨクツヨク