少女時代「GIRLS' GENERATION」

GIRLS' GENERATION(期間限定盤)(DVD付)

GIRLS' GENERATION(期間限定盤)(DVD付)

少女時代の日本1stアルバム「GIRLS' GENERATION」がついに発売された。
リリースが待ち遠しかったアルバムなので、なんとしてもフラゲしたかったが、
地元のHMVで予約しておいた期間限定盤を無事に入手できた。

家に帰ってすぐ開封。フォトブックのチェックもそこそこに早速聴いてみた。
MR.TAXIからBORN TO BE A LADYまでひと通り聴いての第一印象は、
「期待通りのハイクオリティ!」。ティーザーから想像していたのと、
ほぼ同じ内容と完成度だった。全12曲で捨て曲なし。キラーチューンは、
前半に「you-aholic」、後半に「THE GREAT ESCAPE」の2曲。
この2曲はとにかくカッコイイ。ビリビリくるアゲぽよ感がたまらなくイイ。
その他の新曲は割と地味ながら、聴く込むと味が出そうなスルメ系の曲ばかり。
アレンジも全体にシンプルで洗練されているので、長く聴けそうなり。

アルバム全体の雰囲気は、安室奈美恵の「PLAY」に似てる感じ。
歌詞に意味を負わせず、感動を捨ててノリと聴きやすさに徹した作り。
それでも上質感があるのは、テヨンとジェシカのボーカルによる所が大きい。
とはいえ、歌パートの音処理は結構非情。私は乾いた電子的な声が好きなので、
とくに抵抗はないですが、質感を重視する歌声フェチの人には物足りないかも。
あと、これは前にも書いたけど、日本語の歌詞が弱い。所詮外国人の歌だから、
伝達性は低くてもいいが、聴いてて違和感のある言葉は避けて欲しかった。

KARAのようなブリっこアイドル路線とも、f(x)のような先端実験路線とも違い、
少女時代はあくまで王道志向のように見える。好き嫌いとは関係なく誰もが
評価せざるを得ないポップかつハイクオリティな作品を提供し続けること。
それが少女時代のミッションなのだろう。その姿勢を私は強く支持します。

アルバムがこれだけ良い出来だと、今日から始まったJAPANツアーも、
かなーり良い内容になるはず。私も1回だけでもいいから見に行きたいな。
ダウンロードチケットとか非常に苦手ですが、ここは頑張ってみよう。

以下、音源の動画はいずれも消されてる可能性があります。

一途な紳士好みのただカッコイイだけの曲「you-aholic」


リプトンのCMでも流れてる「Let It Rain」も良曲。


アルバムの最後に収録されてる王道バラード「BORN TO BE A LADY」。