The Cars 再結成?

カーズが再結成に向けて動き出しているらしい。

1988年、いつのまにかすでに解散していることをさらっと公表して以降、
沈黙を守っていた孤高のアメリカン・ニュー・ウェイヴ・バンド、カーズが、
どうやら再結成に向けて動き出しているようだ。一時期はエリオット・
イーストンとグ レッグ・ホークスがリック・オケイセックの代わりに
トッド・ラングレンを迎え入れ、ニュー・カーズとしてツアーを行ったことも
あったが、ここにきてリック・オケイセックもこのリユニオンに同意した模様だ。
彼らのfacebook に、スタジオに集まったメンバーの意味深なショットが
掲載されている(こちら。http://www.facebook.com/TheCars)。

トーキング・ヘッズの再結成が、デヴィッド・バーンのかたくなな拒否によって
実現していないのと同じように、カーズの再結成は、リーダーであった
リック・オケイセックが反対しているうちは実現しないと見られていた。
頑固なリックも、還暦を過ぎて、もういいかという気になったのかもしれない。
カーズは、10代の頃大好きなバンドの一つだった。アルバムでいうと、
「Candy-O」が一番好きで、1980年の初来日公演も、友人の斎藤君と一緒に
渋谷公会堂へ見に行った。妙に淡々とした演奏で、期待ハズレではあったけど。
「Candy-O」に関しては、私の友人の間で、1つの論争があった。それは、
タイトル曲の「Candy-O」と「Let’s Go」のどっちが名曲かという論争。
だいたい音楽の趣味のいい友人は「Candy-O」派で、ミーハーなやつは
「Let’s Go」の方を支持していた。私はもちろん、Let’s Go派だった。
今聴くと「Candy-O」の方がカッコイイのは分かる。とはいえ、イントロの
最初の音を聴いただけで気持ちが高まるのは、やはりLet’s Goの方である。
来日が決まったら、行く方向で。斎藤くんも来るかな。
http://ro69.jp/blog/miyazaki/37747