今日の和単語:目の子算

そろばんや筆算などによらず、数量などを目で確かめながら計算すること。目の子勘定。

ハリー・マーコヴィッツの1952年のポートフォリオ選択の論文が現れるまでは、
ポートフォリオ構築に関する純粋な理論はまったく存在しなかった。
あったのは目の子算と語り継がれてきた伝承だけだった。
「投資とは未知の将来への賭けだ」と投資の本質を言い当てて、
ポートフォリオ・マネジメントの舞台中央にリスクを置いた最初の人物こそが
ハリー・マーコヴィッツである。(「アルファを求める男たち」より)