10代最後の日 of 道重さゆみ

今日7月12日は、道重さゆみさんにとって10代最後の日。
さゆみんはどんな思いで今日一日を過ごしたのだろうか。
13歳でモーニング娘。に入って、はや6年ちょっと。
ここまでを振り返ると、2つの点で偉かったと言えると思う。
1つは、かわいいまま大人になったこと。
ご存知の通り、アイドルの世界には「美少女は早く老ける」という
残酷な法則がある。私の知ってる人だけでも、長谷部優樋井明日香
坂田知美など、この法則の悲しい実例になった人は少なくない。
現在も、菅谷梨沙子さんが新たな犠牲者になりかけてるのは周知の事実。
そう思うと、さゆみんが例外的に、美少女でありながらあまり
老けなかったのは、天の恵みとも言える喜ばしい事態である。
もう1つさゆみんが偉いのは、ここまでノースキャンダルで来たこと。
同じ6期の亀井絵里ちゃんが元カレ疑惑で大きなダメージを受けたことを
思うと、さゆみんが無傷でいてくれることの恩恵は一際身に沁みる。
この先はいろいろあるかも知れないけど、これまでの恩義を忘れず、
スキャンダルが発覚しても、極力寛容に対応して行きたいものである。
明日で20歳になるわけだけど、20歳になった感想を聞かれてもたぶん、
「20歳になってもなんにも変わらないですね」という答えが返って
くるだけではないだろうか。実際、20歳とか30歳とか40歳とかは、
数字の区切りこそいいものの、実感的な変化を伴わない事が多いようだ。
私の経験で言うとむしろ、下一桁が3の年齢、つまり13歳、23歳、
33歳、43歳のほうが、人生の質的変化を伴う転換点だったように思う。
ちなみに33歳のときには、モーニング娘。との出会いがあった。
渋谷公会堂でのファースト・コンサート、幕が上がって8人が登場し、
「Good Morning」のイントロが流れてきたときに感じた、
「新しい時代が来た!」という直感と鳥肌が立つような高揚感は、
今も忘れられない。ま、それももう11年も前の話ですが。
その頃まだ9歳だった道重さゆみさんがもう20歳かと思うと、
つくづく時の流れの速さを実感する。さゆみんも(たぶん)納得。