the HIATUS「Trash We'd Love」

Trash We’d Love

ELLEGARDEN細美武士のソロプロジェクトthe HIATUSの
デビューアルバム「Trash We'd Love」がリリースされた。
前評判の高さに煽られて、自分の期待も適度にふくらんでいた。
早速地元のHMVで試聴してみたところ、かなーり良い感じ。
エルレの「ELEVEN FIRE CRACKERS」の完成度が非常に
高かったので、それを超えてるかどうかに注目していたが、
超えてるかどうかはともかく、十分匹敵する出来である。
特に印象的だったのは、単に完成度が高いというだけでなく、
単なるロックとして聴けることだ。エルレ時代は、なんだかんだ
言っても、エモの枠内での完成であり洗練であったと思う。
それに対してこの「Trash We'd Love」は、いかにも細美らしい
泣かせの美メロをはじめエモ的な要素も多分に残ってはいるものの、
本質的には、エモとかパンクといったサブカテゴリーを意識させない、
単なるROCKとして聴くことができる。そこが素晴らしい。
11曲みんな良いけど、中でも「Centipede」は神曲。泣けすぎる。
CDがこの出来なら、ライブはものすごいことになるだろう。
私も見たいけど、スタンディングでは耐えられっこない。なんとか
立川市民会館でライブやってもらえないだろうか。無理だよねえ（笑）