イノセント・ラヴ第7話「動き出す」

今日は暗かった。そして重かった。
今までにも暗くて重い回はあったけど、佳音が軸だったから、
美しい暗さであり重さだった。しかし今日は聖花が中心だったため、
美しくない、どろんと濁った暗さ&重さだった。
なにより、これでは殉也が可哀相すぎる。聖花の遺書を読み、
聖花の決定的な裏切りを知ってもなお、「聖花が可哀相じゃないか」
と言って泣きじゃくる殉也。正直、リアリティという点では疑問を感じた。
しかし、そんな純粋過ぎる殉也に、やはり泣きながら寄り添う佳音の
気持ちはよく分かった。悲劇的にすれ違ってはいるが、佳音の殉也への
思いもまた、純粋な愛情なのだ。2人は最後には結ばれるのだろうか。
ストーリーの流れとしては結ばれそうもないけど、私は結ばれると信じたい。
オンエアはあと3回、必ず最後まで見よう。