見れるのか大型有機ELテレビ

ソニーやシャープなど国内メーカー10社が、次世代の薄型ディスプレーとして
注目される有機ELディスプレーの量産に向け、年内に共同開発に乗り出すことが
10日分かった。経済産業省からの資金支援によって数百億円規模とされる開発費の
負担を軽減するとともに、大型化や耐久性の向上で普及を目指す。参加企業はほかに、
大日本スクリーン製造など装置メーカーや出光興産など材料メーカー。共同開発は、
平成24年までの新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)の委託事業で、
経済産業省は今年度だけで約7億円の予算を投じる。
有機ELは画質が高いだけでなく、バックライトが不要なために液晶テレビ以上の
薄型化が可能になる。ソニーが世界に先駆けて発売した有機ELテレビは、
パネル部が3ミリという薄さで注目を集めた。ただ、安定性の低い有機素材を使用する
ため、大画面化や長寿命化が難しい。ソニー有機ELテレビは11型と小型で、
家庭用としての普及には疑問符がついていた。今回の共同開発では大画面化に不可欠な
電極形成技術や成膜技術の向上に取り組み、平成27年の量産化を目指す。

ふーむ。まだそんな段階だったのか。今年のクリスマスあたりにはソニーから
大型有機ELテレビが発売されるんじゃないのぐらいに考えてたので、かなり意外。
平成27年というと7年後。私は50代に突入してる計算だ。果たしてそんな年まで
生きていられるだろうか。計画が順調に進むことをお祈りいたします。。。
しかし、NEDOが絡んでるというのはイヤな感じ。ここは昔一度太陽電池
取材で行ったことあるけど、担当の部長がいかにも通産省からの天下りって
感じのイヤぁなおやぢだった。細かい技術的な質問は、お付きの気の小さそうな
部下に任せて、自分は好き勝手な事を言いたい放題。「これが実用化されれば、
電力会社なんて要らなくなるんだから。これは革命だよ!」と嬉しそうに
言ってたのを今も憶えている。どうせ東大出の元マルクスボーイだろう。
できれば有機ELテレビも民間企業だけで開発を進めて欲しかったが、それでは
韓国に遅れをとってしまうのが現実なのかも知れない・・・