今年のアイドルソング10曲(5位〜1位)

楽曲履歴書はともかく、この記事は途中で投げ出すわけには
行かないので、今日中に書いておきます。

5位 HKT48「メロンジュース」
48グループとは今年もシングル曲だけの付き合いで終わった。
AKBがやや不振気味だった一方、SKEとNMBは良曲が多かった。
そんな中で私が一番よく聴いたのは、HKTのメロンジュース。
とにかくめっちゃ楽しい曲で、楽しさだけなら間違いなく今年のNo.1。
サビ以外がやや弱いため、この順位にとどまりましたが、
世が世なら1位でもおかしくない曲。咲良たんも納得よろしくネ☆

4位 乃木坂46君の名は希望
乃木坂46ともシングルだけの付き合いだった。
乃木坂もシングルはどれも良曲だったけど、個人的に好きだったのは、
君の名は希望。最初はチト曲調が古いなと感じて腰が引けましたが、
よく聴くと、深みのある入魂の良曲だった。クオリティだけなら
もっと上位でもいい曲ですが、再生回数が少なかったので4位とします。
きっと生田絵梨花さんも許してくれるはず。ひめたんも許してネ(笑)

3位 Flower「Boyfriend (Moonlight Version)」
今年のアイドル界で2番めに嬉しかったのは、Flowerの躍進。
夏にHappinessと一緒に武者修行、E-girlsとしてのプロモーション、
そして年末には「白雪姫」がヒットした。水野絵梨奈の脱退は非常に
残念だったが、Flowerの人気や知名度がぐーんと上がったのは良かった。
楽曲では「Boyfriend」が一番好き。Flowerの最大の特長である、
トリプルボーカルの素晴らしさを存分に堪能させてくれる曲だった。
客観的に見るとそこまで良曲ではないものの、MVを除いた音源だけの
再生回数で東京女子流の「幻」を抑えて1位だったので、トップ3入り。
もとすき、どこまでもFlowerに甘い男である。真のフラワラーゆえ(笑)

2位 Negicco「愛のタワー・オブ・ラブ」
楽曲だけを基準に今年のアイドルを評価すれば、1位はNegiccoだろう。
シングル3枚はどれも超良曲、なによりアルバムの出来が素晴らしかった。
冒頭で今年はアイドル楽曲豊作の年と書いたが、アルバム楽曲については
特にそう言えるだろう。とりわけ、Negiccoの「Melody Palette」、
ももいろクローバーZの「5TH DIMENTION」、BELLRING少女ハート
「BedHead」の3枚は、単に2013年だけではなく、今の平成アイドルブームを
音楽面で代表するアルバムとして、永くアイドル史に残りうる名盤だと思う。
私自身は「愛のタワー・オブ・ラブ」を一番よく聴いた。音がサイコー☆

1位 Dorothy Little Happy「ASIAN STONE」
今年は自分にとってひとつの転機になった年だった。基本的には、
新しい試みを取り入れた(広義の)ニュー・ウェイブ系のアイドルを
支持してきたし、そういう系統の楽曲をずっと愛聴してきた。しかし、
今年の後半から急に嗜好が保守化し、普通っぽい曲の方が好きになった。
この変化の理由は2つあった。ひとつは「あまちゃん」の影響。例の、
「普通にやって普通に売れるもん作りなさいよ」の衝撃は誠に大きかった。
もう一つは、ドロシーの「ASIAN STONE」。これこそまさに、
普通に作った普通の良曲だが、それが自分でも驚くほど心に沁みた。
この感動にMVの映像の良さが大きく影響しているのは間違いないが、
音だけで聴いても、感動の度合いはさほど変わらなかった。
新しさも古さも感じさせず、歌詞もメロディーもアレンジも音も良く、
歌唱もしっかりしてる、普通に良いアイドルポップス。
そういう音楽の魅力に開眼できたのが、今年最大の収穫だった。
ドロシーは来年2月にアルバムを出す。普通の名盤が来るか。期待大☆